2015年4月26日日曜日

DRや3Wがあたりません


Question

ゴルフ初心者です。18ホールを4回くらい経験した程度です。

アイアンは、距離的にもコントロール的にも、だいたい打ててるつもりなのですが、
ドライバーやスプーンがぜんぜんだめです。
スライスもさることながら、距離も出ない(アイアンの5番程度)です。
自分的にも打ててる感じがせず、あれこれとトライアルしているのですが、うまく行きません。

実際のコースも、途中でドライバーで打つのは断念しています。
アイアンはそれなりに打てている前提で、
何をどう変えていけば、ドライバーがまともに打てるのか指南いただけませんか。


Answer

クラブは長いほど当たり難くなります。
番手もウッドやドライバーが長いこともあるのですが
そのドライバーのシャフト自体の長さにも大きな問題があります。

初心者はアイアン程度はなんとか当てることができるのですが
ウッドはまともに当たらなくて普通です。
なぜかというと、最近のクラブは長尺ブームで長いことが理由の一つです。

50年前はDRが42インチ、3Wが41インチ、5Wは40インチでした。
この流れでアイアンも全ての番手間がハーフインチの間隔になっており
長さに一貫性があったのですが、最近はDRを3インチも長くしています。

番手ずらしや長尺化によって新モデルとして毎年新製品を出していたのですが
DRだけ長くするとバランスが悪いので、ウッドやアイアンまで長くしてしまいました。

そうでなくても、もともとクラブは欧米人の身長に合わせて作られていますが
背の低い日本人がほぼ同じ長さのクラブを使うことすら疑問な上に
長尺ブームで長くしてしまった弊害があることは事実で
どんどん難しくなっています。

XシャフトやMBだとオーバースペックだという批判は良く聞くのですが
これだけ長くしたシャフトは誰一人オーバースペックだといいません。

DRはヘッドが昔より大きくすることができるようになったので
長くても当たるんだという言い分なのですが、
では、3Wは? 5Wはどうなのでしょうか?
ちっとも大きくなっていないのに長くしています。
その理論は信頼できますか?

DRを42~43インチの長さに握って打ってみてください。
それで当たりが良くなった人は切ってみる価値があります。
2~3インチ切ってもHSはさほど変わりません。
バランスがでないので鉛を貼れば充分に使えます。

クラブ理論的に適正な一貫性のある長さで練習してみて
280Y先の10Yの円の中に8割落とせるようになったら
それから1インチずつDRのシャフトを長くしていっても遅くはありません。

腕なのか、道具なのか?と迷っている方は一度試してみてください。
それでも当たらないゴルファーは腕を磨くしかありません。











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