2015年5月20日水曜日

アイアンは当たるのに、UTやウッドが当たらない


Question

ゴルフ1年ちょいの初心者です。
UTが全然安定しなくて困ってます。

まだドライバーが不安定なためラウンドする時にも使えそうにないので、
UTを使えるようにしようと考えました。

しかし笑っちゃうくらいUTも不安定でした。
当たる時は当たるんですが、ひどい時は空振りします…
アイアンは安定してるのになぜ?

このままだとラウンドのティーショットもアイアンで打つことになりそうです。
ドライバーはまだ安定させるのは無理だとしてもせめて
UTくらい使いこなせるようにしたいです!

どうすればUTは安定するようになりますか?


Answer

アイアンが当たる人はどのクラブも当たるはずですが
なぜ当たらないかというとまず前傾角や球との距離などの
セットアップができていないことが一番の原因です。

アイアンはライ角もロフトも、シャフトもセットですので
セット内のクラブ同士は合っています。
したがって、9番で当たれば7番は1インチ長いシャフトで
1度のライ角の差で、構えた時にそれがモノサシとなって
すぐに前傾角や球との距離、アームシャフト角などが分かるのですが
UTやウッドを持ったとたんに、そのモノサシがなくなってしまいます。

ライ角の場合、UTはUT同士、ウッドはウッド同士に調整してあり
アイアンセットとの関連はありません。

せめてシャフトの長さだけは合わせたり、アームシャフト角だけは
一定にするなどの自己調整がないとセットアップ自体が合いません。

まず自分と球との距離はトップのヘッドの位置が安定した人でしたら
どこに当たったかで位置を変えて合わせることができるのですが
初心者は柔らかいシャフトやスイートスポットの広いヘッドで打っているために
どこに当たったかすら分からずに打ち方の調整ができません。

アイアンセット、UTセット、ウッドセット、DRと
それぞれが勝手なパターンで長さや角度を決めていますので
それぞれのセット同士を合わせるためのフィティングが必要です。
(このイニシャルフィティングをしないと、それぞれのクラブの特性に応じて
何種類ものスイングを探し出し、定着させるという遠回りをします)

ただ、工房でもメーカーの販促理論を覆すほどの大胆な調整はしませんので
ご自身でしっかりと勉強して、工房で振動数いくつ、ライ角何度
シャフトの長さ何インチというように指定できるようにならないと
厳密に言ってワンスイングができないことになっています。

ただ、初心者はそこまでしてもスコアはあまり変わりませんので
球との距離の測り方を覚え、安定した基本動作の定着などによって
取り敢えずはなんとかミートできるかと思います。

ティーショットをアイアンで出ても構わないのですが
知ったかぶりのオヤジの中にはDRが使えないとバカにする人がいます。
まずは心ある上級者に連れていってもらって、
アイアンでティーショットできる雰囲気の中で楽しむことをお薦めします。

ただ、空振りをするという段階では、まず基本動作を習って
まずどう動くのかを習得する必要があります。
空振りしなくなってからコースに出られたほうが良いかも知れませんね。











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