2015年6月27日土曜日

振り幅を大きくすると左に跳ぶ


Question

ボールをセットして、クラブを持ちセットします。
クラブのフェース面はボールに対して真っ直ぐです。
ハーフスイングだと真っ直ぐ当たり、真っ直ぐボールは飛ぶのですが、
少しスイング幅を広げると当たる時に左側を向いているため
ボールが左側に飛んでいきます。

ボールがあることをイメージしながら素振りをしているのですが、
やはり幅を広げてのスイングだと打つ瞬間にフェース面が左側を向いてしまいます。
左向きで当たれば、ボールは左側に飛んでいくという理屈はわかっています。
どこを気をつけていけば、スイング幅を広げた時も真っ直ぐクラブが戻ってくるのでしょうか…………。
教えてください。
よろしくお願いします。


Answer

まずはグリップをスクエアにしてください。
次にエイミングです。
アライメントも含めて目標方向を向いてアドレスしているかどうかです。
そしてフェイスの方向は目標に向けてスクエアです。
これでも真っ直ぐに出ない場合は次の段階に行きます。

クラブの性質上、振り幅によってヘッドの戻る時間が違います。
振り幅が小さいほどヘッドの戻りは遅くフェイスは右を向き、
大きくなるほどヘッドが早く戻って来てフェイスは左を向きます。

このような特性があるために、クラブは長さと重さを
番手ごとに変えてあります。

短いクラブはヘッドの戻りが早いのでヘッドを重くして
調整しています。
ただ、それでも足りないので振り幅を小さくします。
トップの位置をハーフショット程度の9~10時くらいにし
そこから振ることでヘッドの戻りがピタリと合うように設計してあります。

したがって、その特性通りに設計されたクラブのセットを利用すると
どの番手を使っても同じ力で真っ直ぐに打てるようになります。
ただ、球を置く位置は短いほど真ん中で、長いほど左足のカカトにし、
歩幅は長い番手ほど広くします。

このスタンス幅、球の位置、そしてトップの深さによって
人的な調整を行い、クラブのヘッドの重さと長さの特性と合わせて
ちょうど同じスイングをして真っ直ぐに飛ばすことができます。

この原理をしっかりと把握しておけば、
どうして球が真っ直ぐに出ないかが分かるようになると思います。









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