2015年7月22日水曜日

ダフり防止の練習方法


Question

練習場はマットで滑ってダフっても飛んできますよね。
コースにでるとダブりまくります。
練習場でのダフり防止の練習方法を教えて下さい。


Answer

アドレス時の構えた時の手とヘッドの位置関係で
構えた形に戻して打てという指導がありますが
実はヘッドは重いのでコックが早く解けて降りて来てダフります。

これを解消するには構えた形ではなく、もっとハンドファーストにし
もっと手が左に来てからリリースを開始するという積もりで打たないと
ダフリは止まりません。

また、体重移動ができていない人はそれでもダフります。
テイクバックで右に体重が乗って、左に十分に移動していないと
当然ヘッドは手前に落ちますのでこれも原因の一つです。

練習はいかにヘッドを左に落とすかスローで反復素振りをします。
PWで通常は球を真ん中に置くのですが、左足のカカト前辺りに置いた積もりで
ヘッドがその位置に初めてマットに接触する打ち方を体に覚えさせるのです。
このような極端な練習が矯正になります。

これで毎回このゆっくりとした動きでヘッドが左に落ちる形を覚えれば
ダフらずに打つことができるようになると思います。
また、練習前に毎回その矯正ドリルをやってから打つようにすると良いでしょう。

そして体がその形を覚えたら、
目線を球の左10cm(目標方向)にして球を見ずに打つと
ジャストミートするかと思います。

問題はリリースポイント(開始ポイント)が早いことも原因です。
レイトヒティングというリリースをできるだけ遅くする(レイト)技術です。
これはコックをマックスにし、そのまま解かずに打つ練習です。
解かないと言ってもヘッドの重さで自然に解けてしまいますので
ジャストミートするようになります。

ジャストミートせずにトップした場合は行き過ぎですので
多少緩めてコックをするとミートします。
解けるのが早すぎる場合には右手で引っ張った状態で
ダウンスイングをすると解けなくなります。

なお、ダフり防止のために祓い打ちをするのはあまりお奨めしません。
初心者でも最初からダウンブローで打つ練習をしましょう。











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