2015年7月7日火曜日

右に出る打球が増えると同時に引っかける打球も多くなるのは何故


Question

右に出る打球が増えると同時に引っかける打球も多くなるのは何故??

ドライバー、アイアン問わず、
最近やや右に出だす打球が急に増えだしたんですが
(この場合は大半がストレート~フェード気味)、
大きく左に曲がる引っかけた打球も多いです。

あまりに極端すぎて困惑し対処しきれません。
なお、以前は好調時ないし普通の調子であれば
そこまで気になるほどは起こりませんでしたが、
最近はこういった負の傾向が強く表れます。

アドレスが不安定(またはアドレスのやり方自体が適してない)、
疲れすぎも原因として考えられるでしょうか?


Answer

プッシュが多いときには引っ掛けも多いという症状は
どちらも真芯に当たっている場合と、プッシュだけ芯で
引っ掛けはヒール引っ掛けの場合、引っ掛けだけ捕まり過ぎたり
プッシュは滑るようなフェイド気味といろいろあります。

滑るようなフェド気味な右に行く球はヒール側に当たる場合もあり
恐らく引っ掛けはもっとヒールに当たった場合に引っ掛けて
フェイスが閉じてフック気味になる場合が想定されます。

この場合は中級者以上の方でしたら、前傾角度が立ち過ぎている場合と
肩がしっかりと回っていない場合を確認してください。
初級者の場合には動作が安定していないことが多いので特定が複雑です。

プッシュも引っ掛けも真芯に当たっている場合には
ヘッドと手の位置関係、いわゆるタイミングが想定されます。

手が早いハンドファーストでフェイスが閉まっていない場合にはプッシュ
ヘッドが早くてフェイスが閉まっている場合が引っ掛けになる傾向があります。
(どの位置で打ってもフェイスの向きで方向が決まるのですが)

これは軸のブレがひとつの原因で、ほかには体重移動のばらつき
トップの深さのばらつき、力の入れ加減のばらつきなどが考えられます。

多いのは体重移動のばらつきで、体勢移動が早いとプッシュ
遅いと引っ掛けになり、これはプロでも出てしまうタイミングのずれです。
左足下がりの場合にはプッシュが多く、左足上がりは引っ掛けるのがこれで
体重移動の度合いでインパクトの形が変わってしまうのが原因です。

トップの深さが毎回違う場合があります。
あるいはどの番手も同じ深さで振っている人がいます。
これは正確な位置にする練習をしなければなりません。

腰を止めてテイクバックするようにすると
前傾角度によって角度が寝ているほど自然に体が回らなくなり
トップの位置が浅くなって調整されますので
胴回りに張りのある捻り上げのテイクバックをされると良いでしょう。

また、力が入るとスイング速度が速くなってプッシュ、また
速度を落とすと引っ掛けとなりますので、
速度や力の入れ加減を一定にして、ショートアイアンも
ドライバーも同じ時間で振ることが大切です。

また、軸がブレないように、鏡の前で軸を固定した
エアースイングを毎日されると役に立ちます。

この方向調整はプロでも朝一にすることですので
ラウンド前は必ずやってからスタートしてください。










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