2015年9月17日木曜日

寄せでのダフり


Question

ゴルフのアプロ-チ、よせで、ほんとに悔しいダフリがよくあります。
経験豊富な方、いかに克服されたか、
これぞというワンポイントを教えてください。
10から20,30ヤ-ドの。


Answer

寄せでダフるのは打つ瞬間に強く握ったり打ち込むことが
原因のひとつです。
どうしても芯に届かないように見えるライの時などには
特に力が入ってしまうことがあります。

打ち込みショットとして、最初から打ち込む打ち方だと
芯に届く打ち方なのでそれがないのですが、逆に
地面が硬いとはじかれてしまいます。

まずは、状況に応じて打ち方を替える打法選択と
クラブ選択の二つを選ぶことに集中します。

球がどのくらい浮いているか、そして距離がどのくらいで
すぐに止めなければならないかどうかです。
バンカー超えですぐに止める必要がある場合などは
高く上げる必要があります。

ただ、地面から少しでも浮いていないと芯まで届かないのですが
ラフからなので心配なのは逆目です。

逆目の場合にはフロップショットで草を刈りながら打ちます。
力強くドスンと落としますので草に負けない重さがあり
草に力を取られて飛距離がバラつくのを軽減してくれます。

これを普通のハイピッチショットで打った場合、まず
逆目の草でヘッドが球の前に入ってグサリと突き刺さることになり
これがダフりショットになってしまうこともあります。
いわゆるチョロになってまた打ち直しや、グリーンに乗るだけ
という悲惨な結果になるのです。

基本的に寄せは球が浮いていない場合は転がします。
芯に届くクラブを選択し、地面ぎりぎりでも真芯に届く7番~5番アイアンや
ウッドを使って転がすのが安全です。


ダフりの原因のもうひとつにリリースが早すぎることがあります。
構えた位置に戻すのですが、ヘッドの重みでリリースが早まり
手が構えた位置に来る前にヘッドが落ちてしまいます。
このような場合はむしろコックを解かないくらいにハンドファーストのまま打つことで、
マッチを擦るようにザザザッと球の下を擦る打ち方で解消します。

また、アウトイン軌道や体の緩み、アライメントなどが合っていないと
ダフることがあります。
http://modernswing21.blogspot.jp/2015/08/blog-post_19.html


寄せは通常のショットと違って、打つ瞬間に力を入れないほうが
距離が安定します。
跳ばす必要がないので、両手でしっかりと握る必要がありません。

かといって、緩く握ってヘッドの重みだけで打つと草に取られたり
緊張のあまり突然パンチが入ってしまうことがありますので
その両方を解消した方法として片手だけしっかりと握り
片方は添える程度にゆったりと握るグリップがあります。

チップショットは右手で握ります(パター握り)ので右手に力を入れ
ピッチショットは左手に力を入れて
片方をゆったりと握って距離感を感じるようにします。

力を入れて握った手は最初から最後まで一定の力で握ります。
反対側の手も終始添えるだけで力を変えません。

これによって振り子のように一定の速度、一定の力でスイングし
その途中にたまたま球があったという打ち方にすると、パターと同じように
毎回、同じ距離を安定して打つことが可能になります。
また、軸をブラさずに肩だけでスイングすることが大切です。









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