2015年9月18日金曜日

アプローチは足とフェイスを開け


Question

ゴルフのアプローチの時に、
足とフェースを開けと年配の方に言われるのですが、
なぜそうした方が良いのでしょうか?

フェースを開いて構えると、
打ち出しから外に飛んでしまいそうで怖いです。
確かにたまーに高い打ち出しで柔らかい球を打てる事もあるのですが。


Answer

フェイスは開けば開くほど難易度は上がります。
ウエッジ自体にすでに50~60度程度のロフトがついていますが
開くということはさらにそれ以上平らに近くなる分けです。

結局、フェイスが水平になった時点で球には当たらなくなります。
これが難易度を上げる理由です。

正確にヘッドを入れなければ一定の球は打てません。
これは精度の問題でかなりの練習が必要になってきます。

初心者用のセットには58度や60度のウエッジは入っていません。
それだけでも難しいとされているからです。
まして、60度を開けばもっと平らになりますので
相当な訓練をした人でなければ戦力にはなりません。


フェイスを開くということはフェイス面は右を向きます。
ロフトが寝るだけではなく、方向も変わりますので
フェイス面を目標に合わせてオープンスタンスで構えます。

寄せなどの短距離の場合には球はフェイス面の方向に出ます。
ヘッドのスイング軌道方向ではありません。
フルショットなどの球をつぶすような重量がある場合には
ほぼ軌道方向に出てから曲がるのですが、チップショットや
ピッチショット程度ではほぼフェイス方向に球が出て行きます。

ただ、バンカーなどでは軌道通りに出たり、フェイス方向に出たり
またその間のどこかに出たりすることがありますので要注意です。
方向は基本的に砂質とどれだけ砂を取るかによって決まります。

また、フェイスの向きはリーディングエッジとは違う方向を向きます。
フェイスを開いて構え、リーディングエッジがスクエアの場合
フェイス面はほとんど左を向いています。

リーディングエッジで方向を合わせる場合には
多少右に向けて初めてフェイスがスクエアになりますので
左に引っ掛ける人は打ち方ではなくフェイスの向きの場合がほとんどです。

練習はマットの上からでもできますが、その場合は
球が浮いていませんので、ウエッジのバウンスが8度以下の物を
使う必要があります。

また、実際に草の上から打つ練習が必要ですので
練習グリーンや練習ラウンドでも、何度も繰り返して
同じ状況化での反復練習が必要となります。

フェイスはある程度開いても、しっかりと芯に当たれば
問題なく自由自在に使うことが可能です。














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