2015年9月26日土曜日

インパクトで右股関節が前に出る


Question

ドライバーを打っていると、インパクト時に右股関節が前(正面)に出るねと言われました。
それでプッシュしたりスライスするらしいです。
前に出過ぎない方法はありますか?


Answer

右股関節が前に出るんですか?
どんな打ち方なのか想像がつきません。

インパクトで右腰が前に出るということでしょうか?
インパクトで伸び上がるような、前傾が立つ動きですかね。

いずれにせよ、プッシュとスライスはヘッドの軌道とフェイスの向きで決まりますので
腰よりも、インパクトの正確さを追求した方が問題の核心に迫れると思います。

腰はバンプで左のお尻を後打席方向に突き出せば前には出ません。
跳ばそうとして腰を前に出して起き上がって打つ人は良く見かけますが
この場合はインパクトの形をしっかりと体に沁み込ませれば治ります。
しかし、ヘッドの軌道やフェイスの向きは原因を特定するまでが大変です。

フルショットの場合、出球はヘッドの軌道上を走ります。
そして、その軌道に対してフェイスがスクエアであれば、そのままの方向に
ストレート球になることになります。

したがって、プッシュとはインサイドアウト軌道でフェイスが開いている場合です。
なぜこうなるかの原因はスイングを見たり、クラブを確認する必要があるのですが
もともとインアウトで振った時にフェイスがなんらかの原因で開いているのです。

インアウト軌道で振っていない人でも、左にスエーした時や
左足下がりで体重移動が過度だった場合などは、軌道円が左に行き過ぎて
頂点位置前で打つことで、結果的にインパクトではインアウトになることもあります。

また、シャフトのトルクが高く、捻じれ易い場合には
フェイス・ローテーションの戻りが遅いために右を向いたまま当たりますので
シャフトが原因の場合もあります。

また、単純にクラブの返しが足りない場合にもプッシュやスライスになりますし
トウ側に当たってフェイスが開いての場合も可能性としては考えられます。

ヘッドの軌道を安定させるための手の軌道や手首の角度、そして
手の軌道を安定させるための腕、肩の動きや体の軸を安定させることで
このようなミスを軽減させることができます。

まずは、基礎練習によって軌道や軸の定着練習をすることや
フォームを修正しながら球質を安定させることが大切かと思われます。










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