2015年10月22日木曜日

バックスイングはべた足?


Question

バックスイングから切り返しにかけて左足のかかとをあけて
つま先近くで立っていました。
これだと調子が悪いと結構ミスショットにつながっています。

ダウンスイング~インパクトにかけては左股関節に重心を置き
左踵を地面につけて打っていますが、バックスイングの際にも、
左踵はつけておくべきでしょうか。(べた足)


Answer

これはどちらもありです。
テイクバックで左踵を上げるのは体の硬い人や
オーソドックスな中期以前の打法です。

また、上げない打法は中期の後半以降現在に至って
モダン打法と言われる欧米の主流で、腰を止めて
上半身だけを大きく回すワインディングという技です。

これはテイクバックでも左足があまり前に出ず
腰も20度程度しか回りません。

コルキングとも言われるのですが、テイクバックは上げるのではなく
捻ることを意味するようになったのが現在の打法です。

べた足のほうが当然正確性が高く、軌道が安定しやすく
捻転の反発パワーが使えます。
スイング速度が速くなってきたのはこのワインディングのためで
勢い良く上げることで体の張りを作っているのです。

胴回りの張りは軸のブレを防ぎ、捻転差を作って
スイング速度が上がる分、キレのある動きができないと
タイミングを取るのが困難となります。

特に体重移動が間に合わなくなりますので
最後の仕上げに十分な練習が必要となります。

したがって、ご本人の価値観で決めると良いのですが
速いスイングを真似して、腰も止めずにただ速く振っても
何の意味もありませんので、べた足で速く振る場合には
このワインディングのテクニックをマスターしてください。









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