2015年10月20日火曜日

インパクト付近で速くなる打ち方をしたい


Question

先日、セミプロの方と一緒にラウンドする機会があり
その方のスイングを見ていると、
ダウンスイングに入ると最初はゆっくり降ろして来て
インパクト付近になると早くなっていました。
私もあんなスイングを身につけたいと思います。何方か教えてください。


Answer

練習場で見かける人の99%以上が横振りです。
横振りとは手で球を後ろから目標に向かって体の回転と腕の力で
手とヘッドの速度がほどんど同じスイングをすることです。

クラブは自転と公転があります。
リリースが自転で、肩の回転が公転です。

そして力んで跳ばそうとしている初心者は皆
横ぶりをしているので公転が速く自転が遅いので
ヘッドが走っていないスイングになっています。

その方のスイングはゆっくりと下ろしてきて、
インパクトゾーンでヘッドが走っているので、
インパクト付近で速くスイングしているように見えるのだと思います。

効率の良いスイングは、手の速度はほぼ同じで
リリース開始を遅くしてリリース速度を上げることでHSが上がるのです。

これはヘッドを引き寄せて、ヘッドが体を巻きつくように
球に向かって最短距離でヘッドが降りて来る軌道で打つ方法です。
これはレイトヒティングと呼ばれ、リリースを遅らせて
瞬時でクラブを返す打ち方です。

これが揺ったりに見えて実は跳んでいるという
いわゆる、インパクトでHSが上がる打ち方なのです。

ところが初心者は体の回転の横回転にプラス
手も横回転にして球をフェイスに乗せて運ぼうとしています。
また、この横振りを最初に教えるインストラクターもいて
確かに当たる確率は高いのですが跳びません。

その違いが分かって来たゴルファーは
ヘッドを走らせる縦振りのスイングを練習する必要があります。

また、全身を使ったインパクト直前の押し込みや、
グリップエンドで球を刺してから落とし、被せ押さえつけをすることで
さらにレイトヒティング効果が現れます。

このブログやミクシーのバーチャル教室などにHSを上げる方法として
何度となくアップしていますので、ぜひ参考にしてください。










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