2015年12月12日土曜日

ダウンスイングでグリップを真下に落とす?


Question

ダウンスイングについてお聞きします。
グリップを真下に落とすとよく言いますが自然となるのですか?
意識してするのですか?
意識してするならどうすればいいか教えてください


Answer

ゴルフは自然にしているとアドレスのまま一切動きません。
自然にタイガーウッズの打法ができる人などは一人もいませんので
基本動作や技術は全て自分の脳の命令にしたがって動かし
その動きは頭で理解した上で命令を出しながら体に覚えさせていくものです。

また、意識するだけでできるものでもありません。
やろうとしていることと、実際にやっていることはほぼ違っています。
その動作ができているかどうかは確認しながら一つ一つ行う
大変な作業なのだという意識は持ってください。


切り替えしでバンプのタメを行った直後に左手は腰の開きによって
引っ張られるのですが、ゆるゆるグリップでヘッドは遠回りさせず、
右手でクラブを引き寄せてから両手と右肩で
グリップをそのまま間下に引き落とします。

ただ、トップでグリップの引き寄せをしている時間には
クラブは一瞬ですが無重力状態となり、グリップの握りは完全に放しても
自然に降りてきます。

この意味で自然(落下)という言葉を使うことがありますが
これはリゾートスイングや体をいたわった優しい打法のことで
ワインディングの強い勢いで上げてその反発で切り返すような
パワフルな打法では、空中でクラブが浮いて自然に落ちるまで
待っているような時間はありません。

グリップを真下に落とすというのはまず肩を開かずに引き落としをするからです。
そして体をインパクトの形にもって行く動作と同時にヘッドを近づけ、さらに
ヘッドを後の打席方向から前に来ないように自分の後ろを下ろしながら
右肘をお臍に向けてフトコロに落とします。

これは後ろ打ちをすると良く分かると思います。
トップで飛球線上後方を向いたまま、腕だけ左脇に落として打つ方法です。
これだと肩が開きません。

バンプ、ダンプで落としてきて、今度はターンですが
その時に初めて肩を回し、リリースをすると思ってください。
このくらい肩を開かないと軌道はインサイドアウトになり、さらに
軌道円は左(目標方向)に移動してフェアウェーウッドでも
ダフることなくターフを取るようなダンブローに打つことができるのです。









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