2015年12月5日土曜日

体が止まってどフックのOB


Question

ティーショットで、左に曲げていけない時に、よくカラダが動かずに、
結局、どフックが掛かってしまい、OBになることが
おおいです。何か秘策はないでしょうか?


Answer

秘策とかコツとか、坂上がりではありませんので
そんな簡単に上手くなれるはずがありません。
ゴルフは物理でロジカルだということを忘れないでください。

また、最近の道具によっての弊害もあります。
シルバー産業として高齢者がターゲットになり
軽いグニャグニャなクラブを売りまくっています。
若者は柔らかいシャフトで振り回すとフックどころか
どスライスが出たり芯を外すことがありますので使い物になりません。


どフックが出るのにはそれなりの理由がありますが
質問者さんは体が止まってと特定しています。

これがまず一番怖いところで、自分で診断し
それが合っていると思い込んでいるようですが、
果たしてその我流診断が合っているかどうかです。

ティーグラウンドは常に打ちたい方向を向いていません。
また、マーカーが打ちたい方向を向いてもいない事もあります。
足はFW方向、肩はティーグラウンドの向きというように
アライメントがくるってしまって芯を外すこともあるのです。

また、左に池があって、そちらに打ちたくないので左に立って
右を向いてアドレスするかと思います。
するととんでもなくフックして結局池に落ちることがあります。

このスタンスやアライメントが原因でフックが出ることがあるのです。
たとえば、スタンスは右を向いていても、肩やフェイスがFWの真っ直ぐに
向いてしまうことがあり、この状態ではフック打ちのアドレスなのに
景色にごまかされてそう見えないのです。

そして右に打ちたいのでインアウト軌道になって
ドロー球にフックが入ってどフックになることもあるのです。

また、肩が左を向いていると、軌道は本来の軌道よりも縦になり、手前を通って
厚めのトウ側に当たるので、そう思って肩を開き過ぎると
フラット軌道になってヒールトップして引っ掛けて池に入ることもあります。

優しいコースでは右が危ない、左が危ないと
どちらかが安全かと思いますが、難しいコースになると
両側が危険な設計になっています。

要するに真ん中に立って、真ん中に向かって打てば
失敗がなかった状況でも、余計な細工や心配をすることでさらに
ミスを自分で作っていることが多々あるのです。

競技ゴルフで上位に行くには、自分を信じて
思った所に落とせるようにどちらにも曲げないという打ち方が
できなければなりません。
ストレート球でピンポイントに落とせる技術です。

体が止まって引っ掛けたりフックをするのは
フォームが固まっていないからです。
メンタルでそういう傾向があるのなら、経験を積んで度胸をつけたり
ルティーンに体重移動や腰の開きを確認する
動きを入れたリハーサルスイングをすれば良いでしょう。

いずれにせよ、練習不足ということです。
自信がつくまで練習することです。
シャドーでも素振りでもこれは解消できる問題ですので
イメトレも含めて、何度でも同じことができるようになるまで練習しましょう。












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