Question
ドライバーでタイトリストの913D2を購入しましたが、
プッシュアウトとスライスが極端に増えてしまいました。
以前は同じシャフトで910D2を使っていましたが、
こんなにはひどくありませんでした。
910鍛造ヘッドと913チタンヘッドで、
これ程違うものなのでしょうか。
Answer
材質による違いは考え難いと思います。
この両者は全く同じスペックなのでしょうか?
まず、ウエイトバランス、カチャカチャの8種類の選択、
シャフトの長さなどがまず最初のチェックポイントです。
そして一番知りたいのはシャフトの硬さです。
シャフトの硬さは同じS表示でも、最近はどんどん柔らかくなっていますので
メーカーの表示ではなく振動数を測って比較します。
また、前のクラブとシャフトを入れ替えてみれば分かります。
シャフトが柔らかくなる分だけ右に行きますので
恐らくその可能性が大きいと思います。
また、ヘッド自体の重さが違うと差がでます。
軽いヘッドに進化しているために、どんどん当たり負けし
インパクトのタワミが大きくなって方向が乱れる原因にもなります。
また、重心距離が違っているとフェイスローテーションの度合いが変わりますので
シャフト側に一度鉛を張ってテストしてみてください。
重心距離とはヘッドのシャフト側から重心までの距離です。
要するにヘッド自体の重さの重心位置によって、回転しようとする力や
速度が違っているのです。
トウ側が重いと、フェイスロテーションは回転に力が必要なので遅く
シャフト側が重いと軽いので速く回ってしまいます。
このバランスを全てのクラブで真っ直ぐに打てるように
調整する必要があるかも知れません。
特にアイアンセット、UTセット、ウッドセット同士が合っているかどうかです。
この調整は同じように打てる人に打ってもらって、鉛で調整できます。
アイアンなどは左に行きやすく、ウッド系は右という場合には
ウッドのシャフトの中に鉛の粉を入れてもらって調整もできますが
ウエイトバランスが狂ってしまいますので、調整できるヘッドは良いのですが
できない物はシャフトを切ってウエイトバランスを軽くしておいてから
鉛をシャフト内に入れたりシャフト側の外に貼ると元のバランスに戻ります。
これらが全て以前と全く同じだったとしたら、打ち方しかありません。
試打して分かるのはプロだけです。
日替わりスイングのアマチュアでは、その日に打ち方が違いますので
まずはスイングを安定させることが先決で
試打は同じ条件で数日間行うことが大切です。
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