2016年1月28日木曜日

不細工なスイングにショック!


Question

ゴルフ初心者です。
昨日ラウンドしにいったら、スタートホールで
ドライバーショットの連続写真を撮ってくれるサービスがありました。

気持ちよくラウンドし、帰りに撮ってくれた写真を見たところ、
ものすごくい不細工なスイングをしている人が写っていました。私です。

特に気になったのが、腰の開きがあまりにも早すぎることです。
切替し直後に既に腰が飛球方向に向いているという感じでした。


Answer

腰の開き効果は45度までで、それ以上は力が入りません。
したがって、腰で上半身をまわし、45度開いたら
今度は逆に腰を止めるか逆に回転をさせて上半身を走らせます。
これが「腰の逆回転」という飛距離を出す技術の一つです。

蹴りによってこの腰の逆回転をするマキロイ、
ちょっとだけ蹴って腰の逆回転をするタイガー、そして
蹴らずに突っ張るだけで腰を止めて上半身を走らせるアダムスコットと
それぞれに上半身を走らせる度合いが違いますが
ほとんどの日本の女子プロ選手達はこの技は使っていません。

森田理香子選手などの数人は使っていますので
飛距離は250~260Yほど出していますが、そうでない選手は
230Y程度で戦っています。


不細工なスイングをしているのは質問者さんだけではありません。
ほとんどの中高年がそうです。
本人はタイガーウッズと同じスイングをしていると思っており
動画を撮って見せて上げると1週間ほど寝込む人がいます。

思っていることとやっていることが違うのがゴルフです。
プロになるわけじゃないからと言っていい加減に振っている人は
下手を固めてオヤジスイングになってしまいます。

ゴルフにはまり、しっかりと退屈な基礎練習ができる段階になったら
きれいな打法を目指した練習の段階にはいると良いでしょう。
問題は単純でつまらないドリルを根気良くできるかどうかです。

ところがお遊びゴルファーのほとんどは、ミートさえすれば良いと思って
当てるだけの打法を固めるのです。
芯に当たってさえいればどフェイドだろうか、190Yしか跳ばなかろうが
気にしないまま30年も自分の姿を見ずに老化してしまい
気がついた時にはもう高齢で治すだけの気力も体力もなくなっているのです。

競技ゴルフとなると十分な飛距離を
まっすぐに打てるスイングをすることが要求されます。
まずはフォームから作り、崩れては治し、崩れては治しを繰り返しながら定着させ
精度を上げて安定するまで癖を抜きながら仕上げていきます。

優先順序としてはまずミートさせることですが、次に方向、そして飛距離、
きれいさはその次になってしまいますので、早い段階で
フォーム作りをしながらでないと、なかなかきれいなフォームまでいきません。

きれいさを求めるのでしたら、
定期的に動画で撮って見ながら練習をされることをお奨めします。










0 件のコメント :

コメントを投稿