2016年1月27日水曜日

ダフりって、こんなことで治るもんなんでしょうか?


Question

今日、練習に行って アイアンがダフり連発で もう帰ろうかと思った矢先、
何気にアゴを上げ(いつもは喉仏に付くような意識で構え)打ったら
 ドンピシャに合って それから アゴを上げたままの意識で振ったら
 いいアタリを連発しました。

ダフりって、こんなことで治るもんなんでしょうか?

ちなみに 私 170センチの63キロ AP-2にDG s200です。
あまりにもダフりが多いので 軽いシャフトモデルに替えようかと 思案してましたが………


Answer

ダフりにはいろいろな原因があり、たまたま質問者さんは
アゴを上げることで長さが合っただけの話だと思います。
ダフりの原因を全て解消した分けではありません。
したがって、その当たりもすぐにダメになるかも知れません。

たまたま偶然当たった球はまた当たらなくなります。
ゴルフは再現性が問題ですので、偶然当たっても長続きせず
それで開眼だとか、上達だとか、実力だと思って喜んでいる場合ではありません。

初心者は日替わりスイングをしていますので
ある日突然当たりだして有頂天になったことでも
翌日には忘れて、そのまま1年間忘れていることもあるのです。

一つ一つの動きを全て把握し、分かった上で順序良く動かし、
ピタリと合ったタイミングで正しい動きがゆっくりとスローモーションででき
その動きを少しずつ速くして仕上がったスイングなら
そう簡単には忘れないでしょう。

しかし、問題はもう一つ、その動きが効率の良い
きれいなスイングかどうかということです。
定着させるには3年は掛かります。
ところがへっぴり腰のスイングでも、定着するには
それなりの時間が必要です。

いわゆる、下手を固めるということです。
どうせ固めるならきれいなスイングにしたいのですが
ミートすることだけ考えて出来上がったスイングはほとんどが
オヤジスイングなのです。

一度定着した悪い動きは癖ですので、それを抜くのは大変なことです。
定着するにも数年かかり、またその癖を治すにも同じように数年掛かります。
いかに遠回りするかは、過ぎてみないとなかなか分かるものではありません。


ゴルフを簡単だと思っている段階ではまだ何一つ分かっていません。
上に行けばいくほどその難しさが分かるのですが、
文面からは、まだ何ひとつ分かっていないといわざるを得ません。

ある日はプロに成れると思うほど良く当たり、またある日は
辞めようと思うほど落ち込むという人もいるくらいです。

その程度のレベルなので道具でカバーしようという発想があったのだと思います。
道具で腕のなさを埋めようと考えている段階ではまだまだです。
なぜならば道具ではカバーできないということを知らないからです。

お遊びゴルフなら何をやっても構いません。
好きに自由にするのが目的ですから、何でもありです。
しかし、少しでも上達したい、と思われるのでしたら
もっと真剣に心して取り組む必要があるかと思われます。









0 件のコメント :

コメントを投稿