2016年1月31日日曜日

ダフるので練習方法を教えてください


Question

練習場では、アイアンを打つとうまく振り抜けてますが
コースに出るとダフってしまうのが多いです。
練習場ではクラブがマットの上を滑り多少ダフっても、抜けていくことは
分かっています。

練習場で何かいい方法のアイアンの練習の仕方教えて下さい


Answer

ダフる人は軌道円が目標方向に移動していない場合がほとんどです。
ヘッドの軌道はテイクバックとダウンスイングでは20cmほど
左(目標方向)に移動しているのが普通の打ち方なのです。
飛距離を出す選手は30cmほどヘッドは内側を通ります。

https://www.youtube.com/watch?v=m1bmKrbsuzA


アイアンは上手く打てるのに、ウッドだとダフる人も
同じように軌道円が左に移動していないことが主な理由です。

ダフらないように打つには、まず体重移動とハンドファースト
を覚える必要があります。
これらの基本動作をまず習得することが必要で、
ただ、闇雲にいくら打っていても崩れたり遠回りすることがほとんどです。

マットは滑りますので、普段ダフっていても分からないのでしょう。
球が当たるカチンという音と、マットに当たるドスンという音の
どちらが先かで判断ができます。
見ても分かりません。

ドスンとカチンが同時でなければならず、ダフっている時は
ドスンのあとでカチンの時間差があります。
初心者でこのダフり分からずに、延々とダフったまま
打っている人を良く見かけますが、体重移動もハンドファーストも
どちらもほとんどできていない人です。

初心者はまずシンプルスイングの基本動作を習得してください。

https://www.youtube.com/watch?v=DdRHtjqeXHw


これ以上簡単なスイングはありません。
なぜならば肩とコックしか使っていないからです。
必要最小限の動きで打つことが一番安定し易い打法なのです。

足は肩の回転についてきているだけです。
腰も上半身が動くので回っているだけなのですが、
体重はしっかりと右に乗ってから、左に移動しながら打っています。

また、構えたときにすでにハンドファーストになっていますので
アドレスの最初の形に戻しているだけです。
グリップを強く握り過ぎたり、ヘッドを引っ張って来ると
この形が崩れてダフるのです。

この打ち方でも定着するには時間が掛かります。
まずクラブを持たずに両手をクロスして両肩に当て
テイクバックとフィニッシュの体の動きを覚えます。

テイクバックは左の肩が右足の内腿の上に来る位置、そして
フィニッシュは右肩が左足の内腿の上に来る位置まで回します。
この時に腰がスエーしないようにします。

腕もクラブもなしに、まずこのボディーターンができるように
体にその動きを記憶させてください。

そして、鏡を見ながらできるようになったら、腕を入れて
シャドーで9時3時のハーフスイングをしますが、その時に
右腕が曲がらないように、できるだけ遠くに出すようにします。

これはリゾートスイングの基本動作ですので、これにバンプ、引き寄せ
突き刺し、押し込みなどを入れると飛距離が出るようになり
日本男子選手の主流の打ち方とほぼ同じになります。

モダン打法を習得される場合はこの打法を
コントロールショットとして取り入れ、120Y以内の短距離に使います。
これは飛距離をわざと出さずに安全に、かつ安定した打ち方ができるからです。

https://www.youtube.com/watch?v=s7NDaQmPNoQ

https://www.youtube.com/watch?v=gM44ZlM3JAo


いずれにせよ、まずはクラブを持ったばかりの超初心者から
世界のトップ・ツアー・プロまで、全てのゴルファーに共通して使える打ち方ですので
しっかりとこの最も単純な動きで打つシンプル打法を最初に身につけましょう。










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