2016年2月15日月曜日

アイアンはフック、DRはスライス、持ち球はどっち?


Question

ゴルフの持ち球について質問です。
ウッド(1W/3W)はスライス、3UT/アイアン、ウェッジはフックが出ます。
ゴルフ歴2年強、ベスト88、平均スコア94です。
全てのクラブ、同じ方向に曲げてコースを広く使うことにより
マネージメントしたいと考えてます。
私同様、ウッドはスライス、アイアンはフックだった方の中で
持ち球を決めた方々とドリルを教えてください。


Answer

はいはい、出ました、これです。
持ち球説が未熟さを正当化させ
迷路に入った例の一つです。

長い番手がスライスで、短いのがストレート、あるいはフック
というのは初心者には良くあることです。

全ての番手が同じ方向に曲がれば良い
という持ち球説ではこの問題は解決しません。

これは基礎ができていないというだけの話です。
まず、トップの深さがどの番手も同じだとそうなるのです。

クラブはそのように設計されています。
短いクラブはヘッドが早く落ちてくるのでフックになり易いだけです。
したがって浅い位置から下ろすというのが基本です。

また、長いクラブほどトップを深くしないと
ヘッドと手のタイミングが合いません。

また、スタンス幅も長い番手ほど広く、短いほど狭く
そして前傾角度も短いほど寝かせるために
体の回転量を減らし、体重移動も少なくして力が入り難くするために
短い番手ほど飛ばない打ち方をするのです。

9番アイアンで150Y飛ばしても意味がありません。
スタンスを広く取って、トップで水平まであげて
思い切り振れば150Y行くでしょう。
でも、それと同じ打ち方でDRを振ったら、
ヘッドはシャフトが長い分だけ落ちるのが遅いのでどスライスです。

レッスンを取っているにも関わらず、ただ飛ばすことしか考えない人がいて
どスライスが止まらないことがありました。
脳みそまで筋肉になっている人は基礎練習も身が入らず、
ただ飛ばすことしか考えていません。

どうせ打つなら気持ちよく振りたいというのですが、毎ホール5つもOBを
出していたのではゴルフにはなりません。

DRのどスライスが止まらないというゴルファーは
まずこの辺の基礎ができていない人がほとんどです。
飛ばすことを諦めて、まずは基礎練習をしっかりとすることです。
トップの深さが番手ごとに合っているかどうかを確認した上で
その位置から振る練習をして定着させ、マン振りをしないことです。










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