2016年2月22日月曜日
努力せずに上手くなるのが偉いんですか?
Question
少ない練習やラウンドの方が格好いいと思うんですか?
一緒にゴルフ始めた友達に最近のスコアを言ったら。
「こそ練してるの?月に何回ラウンド?」と言われたんで
秋から毎週ゴルフだよ。練習も週4だよ。と言ったら
「それだけやりゃね。」と言われました。
ここの回答や質問を見ても
少ないラウンドでうまくなった俺→才能がある俺。
プロに習わないで自己流でシングルになった俺→格好いい俺
少ない努力でうまくなった俺→余裕の俺
そんな感じをだしたいの?
Answer
男はバカなんですね。まさにその通りです。
練習しないで上手くなることが偉いと勘違いしている人がいるんですね。
アイアンで飛ばす人が上手いと思っている人もいますよ!
実に残念な人達です。
自慢するなら努力していることを自慢するべきです。
きっと、ネガティブな人達なのかも知れません。
それだけ練習すれば、誰でも上手くなれるっていうなら
じゃあ、練習してプロになってみてください。
そんな簡単なものではありません。
ゴルフを舐めていますよね。
努力せずに上手くなれると思っていること自体
何も知らないということです。
練習もせず、習いもせずにできると思っていることすら
かなりの勘違いが入っていますね。
その人には妬みが入っているのかも知れません。
ゴルフの技術には難易度の違いがあります。
体操競技でいうとウルトラCだったのが今は
ウルトラFとかGの難易度の高い技が作られています。
ゴルフにおいてはオーソドックスな打法がCだとすると(日本のプロ打法の主流)
シンプルスイングはA、そしてタイガー、マキロイ打法はGレベルが入っています。
AとGでは10倍難しいかも知れませんが、できると10倍面白くなるのです。
皆さんがレッスンプロに習うのはこのAのレベルです。
レッスンプロ達はBやCができる人達がほとんどです。
スクールの若手の先生はほとんどがAやBの技術を教えられる人で
A級ライセンスとか、ティーチングプロと称する高額な先生達は
ほとんどがBやCの難易度の技術を教えることができます。
それに過去の実績や名声のある人は1時間5万円ほどの
レッスン料を取る人もいます。
やはり日本のトッププロの技はせいぜいCからD止まりなのは
それだけ世界の技の難易度が高く、見た目では分からないということです。
190cmもあって100kgの体重の人であれば、
難易度がDでも十分に世界に通用する飛距離を出せるのですが
マキロイのように170cm台の選手だと、やはり難易度の高い技術を
持っていないと同じような飛距離を出すことがなかなかできません。
AやBレベルのスイングですら、一生掛かってもまともにできないのがゴルフで
特別に見る目があって、才能や感性が鋭く、毎日でも練習できる
恵まれた環境で育ったゴルフキチガイの中のほんの少しがCレベルの技術を習得でき
ほとんどのゴルファーは我流では一生掛かっても100すら切れないのが現実です。
高橋門下生の中には難易度Gまでの技を習得している人が何人かいます。
体格が良く野球経験のある生徒さんはすでに300Y出していて来られたのですが
蹴りを入れただけで366Yの記録を出してドラコンで優勝しています。
右足のかかとを上げてからの蹴り、そして腰の逆回転はGのレベルです。
マキロイはどちらも取り入れて飛距離を出しています。
習えばDレベルまでは過半数以上の若者達が習得できるのですが
それ以上は習ってもできない人がかなりいます。
実際に欧米のプロの中でも蹴りをしない選手が大勢おり
その分、弓反りバンプや引き落とし、引き寄せや押し込みの
C~Fレベルの技で飛距離を出しています。
マキロイ打法研究家とかいう人物がゴルフ雑誌で解説していましたが
内容はA~B程度の解説で、Cレベル以上の技はご本人がまだ
やったことがない内容の解説でした。
このような雑誌やサイトで勉強して我流の枠にはめ込んで
その感覚だけで上達しようというゴルファーの中には
それが一番有能だと思っているようですが、まず一生掛かっても
難易度の高い技術には辿り着けないでしょう。
すべては、何をどう習うかに掛かっています。
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