2016年2月23日火曜日

右ひじの曲げ方について


Question

ビジネスゾーンの練習での右肘なのですが、
ある教材では右肘は極力曲げないで胸の三角形をキープするとあります。

ですが、スイング時に右肘は脇腹にくっつけるというのが一般的?だと
思うのですが、どうなんでしょう?

右肘が曲がってダウンして、
ビジネスゾーンのエリアでは伸びているって考え方でいいんでしょうか?


Answer

テイクバック時には右肘はあまり曲げずに上げて、切り替えしでは
右肘を曲げてクラブを引き寄せてダウンスイングに入ります。
この際、先に右肘から下ろし、右肘をお臍があった位置まで落とします。
オーソドックス打法では右腰や右ポケットに入れろといいます。

この際にどちらの打法も、そしてテイクバックとダウンスイングの
どちらも三角形はつぶしません。
この形はできるだけ維持します。

切り替えし後すぐに肩が回ると、この三角形はつぶれてしまいます。
バンプのタメの直後に落としがあってから肩を回すのです。
バンプ、ダンプ、ターンというダウンスイングの基本形です。

これはタメ、落とし、突きという動作のことで、
この順序で力を入れて、最後の突きで初めて肩を開きます。

両手と両肘でできる三角形はダウンスイングにおいてこのターンまでは
しばらく飛球線上後方を向いたままです。
これは肩があまり開かない状態でないとその形が維持できません。

そしてこの順序で肩の開きの前に落としをすると
三角形はつぶれずに打つことができます。
肩が回り過ぎたり、腕があまったり、右肩が前に出たり
フェード打ちになったりせずに打つことができるのです。

そして、タメの直後に右腕は伸び始め、インパクト直後に
右肘は完全に伸びきってフォローとなります。

切り替えしで引き寄せ、同時にタメがあって直後にダンプの引き落としがあり
左腕は腰の回転によって引っ張られ、同時に右手は突きからインパクトで
押し込みに入ります。

この動きは右腕のスナップとして大変重要な役割を果たします。
縦振りを作る大変重要な動作となりますので
右腕や右手の使い方をしっかりと練習する必要があります。








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