2016年2月5日金曜日

冬場で飛んで止まるボールは何がありますか?


Question

私のヘッドスピードは42なのですがしっかり芯に当たっても、
先日は185ヤードくらいしか飛びませんでした。
真冬だからでしょうか?

12月半ばにプレイしたときは220ヤードくらい飛んでいました。
抜群の飛距離とアプローチでのスピンがかかる、というボールです。

ボールの所為にしてはいけないですが、
もっと飛んで止まるボールは何がありますか?


Answer

理由は色々と考えられます。
球や道具、そして腕などいろいろな可能性はあるのですが
確かに球質は冬場で硬くなり過ぎて弾力性が落ちる場合や
ヘッドも金属ですので弾力性もなくなっているかも知れません。

DRで185Yでは面白くないと思いますが
シニアのアマチュア達はほとんどがそんなものです。

ただ、HSが42であれば240~250Yは飛ぶはずですので
恐らく、その数値も上乗せ機での数値で37程度でしょう。
これだと220Yが納得できます。


さて、しっかり芯に当たっても・・とあるのですが、
芯に当たっていることが分かるのでしょうか?

最近のクラブはヘッドが大きく、スイートスポットが広く
柔らかいシャフトでグニャグニャですので、どこに当たっても
衝撃を吸収してくれるので、当たっている気にさせられるだけで
打感が良いとか、自分に合っているとか言って使っている人がほとんどです。
(最近はクラブとシャフトの愛称が良いとか言う人もいますが・・)

販売側の理論でそのまま買って使っているゴルファーはまず
上達するための条件を一つ放棄しています。
それがこの打感です。

硬いシャフトで打てば、芯を外しちょとでもずれればすぐに分かります。
それによって調整したり修正して上達できるのですが
どこに当たったか分からないクラブでは、その貴重な情報がないのです。

したがって、冬場の寒いところで振っても、まず体が動いていない
という腕の問題や、たまにしか行かないゴルフでスイングが崩れていたり
力んでマンぶりして芯を外していることを考えずに、全て道具のせいにする傾向は
軽率とかいいようがありません。

そもそも冬場のゴルフは全く違ったゲームであることが一つあります。
枯れた芝生やガチガチなフェアウェーと異常な気温など
プロはシーズンオフでこのような条件下ではプレーしていません。

そこで夏場と同じ内容のゴルフをしようとすることに無理があります。
それを埋めるのに道具に走るという、典型的な初心者の頭ですので
メンタル面の改善や意識や楽しみ方をもう一度見直す必要があるかと思われます。

いずれにせよ、冬場は冬用のクラブを買えというメーカーの
また新しい戦術に惑わされないことも大切です。

冬場は基礎に戻ってしっかりと改造したり、精度を上げたり
定着練習をしたり、基礎体力をつけたりの大切な時期です。
飛距離は効率の良い動きを習えば若い男性であれば
300Yは確実に飛ぶようになります。

中級クラスのゴルフキチガイ状態では冬場のラウンドも止められないと思いますので
そのような方はスコアメイクすることばかりではなく、傾斜の打ち方や
パターなどの練習だと思って臨む姿勢も大切かと思います。












0 件のコメント :

コメントを投稿