2016年3月14日月曜日

シャフトプレーンはトッププロの基準?!


Question

正しいゴルフスイングを理解し、突き詰めるとシャフトプレーンに辿りついてしまいます。
メジャーを制した世界のトッププロの多くが、
このシャフトプレーンに重なったインパクトをしています。

過去20年を遡ると、二ック・ファルド 二ック・プライス グレッグ・ノーマン フィル
・ミケルソン ビジェイ・シン タイガー・ウッズ ローリー・マキュロイ ジョーダン・スピース、
日本に至っては松山英樹も重なったインパクトの持ち主です。

彼らのスイング基準はシャフトプレーンでスイングを構成している事に
疑いを持つことができません。
このシャフトプレーン基準は迷える子羊達の神の救いなのか?
それとも悪魔のささやきなのか?皆様の率直なご意見を頂きたいと思います。


Answer

このシャフトプレインという説明を読んだことがありますが
結局、オンプレインのことでした。

ダウンスイングの9時の時点で飛球線上後方から見て
シャフトのグリップエンドが球をさしている角度です。



オンプレイン


これはその昔からの基礎であり最初に習うことなのですが
このシャフトプレインと唱える我流の先生方は
新たな発見だとか騒いでいるようです。

先日も違う先生ですが、タイガーラインと命名して
タイガーウッズを研究していたら発見したとかで宣伝していました。

実に情けないお話です。
これは小学校レベルの基礎ですので
しっかりと勉強してからアップしてほしいものです。

しかしながら、モダン打法はこの基本形をわざと崩し
しの字を書いてヘッドが下りてくるような
レイドオフ的な軌道で振ることがあります。



フラット軌道



これは世界の進化系ですのですでに採用している選手も活躍し
この教科書を書き換えようとしています。

日本の主流はインサイドインのリゾート系ですので、シャフトが立って
アップライトの軌道で振るのが当たり前になっていて
ほとんどのレッスンプロはこの形で打たせます。



アップライト軌道


ところが、インサイドイン打法は30年ほど前から世界では消え始めて
オンプレインに変わり、今やレイドオフで逆にフラット軌道がはやり始めています。
この時期でしたら、オンプレインは新しかったのですが、30年前のことです。

この進化にすら気がついておらず、その内容すら把握していない指導者達が
情報を混乱させているのが現状です。

したがって、救世主でもなければ悪魔のささやきでもなく
ガラ系指導者の勘違いや集客ネタでしかないかと思われます。











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