カット軌道はフェイド？それともスライス？

Question

先日、某大型スポーツ店でデータ計測をしてもらいました。

その時の店員に「アウトサイドイン(カット)軌道でスイングをしているので
スライス回転が多すぎて飛距離ロスをしています」と言われました。

私は店員に「この弾道はフェードボールですよね？」と聞いてみたら店員は
「いえ、通常アウトサイドインのスイング軌道で打っているボールはスライスなんです」
と言われ納得がいきませんでした。

さらに店員は「ヘッドスピードが平均45メートルだと芯で捕らえると飛距離は
フェードでも240～250ヤードいかないとおかしい」と言っていました。
その時の測定飛距離は220ヤードでした。

この店員の言っている理論は正論なのでしょうか？
そして正しいドライバーでのフェードボールの打ち方(スイング軌道)
を詳しく教えていただけませんか？


Answer

フェイスがスクエアで、インサイドアウトで打つと
出球は左で中央の戻ってきます。
これはフェイドです。

そして、ヘッドの軌道がスクエアでフェイスが開いていると
出球はストレートで途中から右に巻くスライスになります。

店員さんが計測したヘッドの軌道とフェイス面の説明が不十分だったのか
それとも、店員さんがこれらの原理を知らないことが考えられます。

また、４５メートルでは確かに２６０Ｙほど飛んでも良いのですが
お店の計測器はほとんど上乗せしていますので、恐らく４０以下だと思います。

これだと２３０Ｙ程度で適正なので、実際のＨＳは
販売店でははっきりとは分かりません。

実は販売店はこの疑問を投げかけて、本来は２５０Ｙなのに２２０Ｙといえば
じゃあ、どうすれば２５０Ｙでるのか客として知りたくなります。

そこで、販売側はヘッドとシャフトが合っていない、お客さんとクラブが合っていない
などと言って新しいクラブを売ろうとするのです。

フェイドもスライスも分からない店員が適当なことを言って
来る度に買わせようとするのが販売店です。

販売テクニックをしっかりと勉強して、適当なことをいう販売側の
販促理論を打破していくことが大切です。

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