2016年4月18日月曜日
フィニッシュでシャフトが縦になる
Question
ゴルフのフィニッシュについてアドバイス下さい。
体験レッスンにてアドレスの前傾姿勢が浅い、
トップからの切り返しで右手で打ちにいってる、
フィニッシュで縦振りになっていてると指摘されました。
レッスン中アドレスの前傾姿勢、
トップからの切り返しは意識でき少しは改善されたのですが、
フィニッシュの指摘された点が改善できませんでした。
素振りの時は少しはできたのですがボールを打つと縦振りになっていました。
これからの練習の課題になるとは思いますが、
アドバイスいただけるとありがたいです。
Answer
前傾姿勢が浅すぎるのは初心者には限らず
個人によってさまざまです。
欧米トップ選手の平均は垂直に対してDRで30度、PWで45度程度です。
これは十分にふところにスペースができることで腕が十分に使えること
また、軌道が安定しやすいことで十分に傾ける必要があります。
切り替えしで右手で打ちに行っているという指摘は
力の入れ具合と方向によります。
これは難しいので右手を使うなという指導が多いことがありますので
初心者でも右手の使い方を詳しく習得する必要があります。
そして、ご質問のフィニッシュの形ですが、
恐らくシャフトが縦になることを指摘されたのだと思います。
これは中期のジャックニクラウスやトムワトソンなどの形のことだと思います。
今でもレッドベター・コーチはその打法を教えています。
しかし、これは現在のモダン打法のように水平でフィニッシュにする必要性は
ほとんどありません。
右手を使うなと初心者用の指導をするのであれば
このフィニッシュなど取るに足らないことなのです。
どちらでも大した違いはありませんので、あまり
神経質になる必要はないかと思います。
これはフォローで左の手の平をフィニッシュまで自分に向けたままだと
縦になり、目標に向けて左手首を甲側に90度曲げてフォローを取ると
シャフトは水平なフィニッシュの形になります。
手の平を目標に向けるということは、フェイスの閉め方が少ないので
インパクトで球が右に出たりスライスの出やすい人は
インパクトでしっかりとスクエアにフェイスを戻すことができてから
フォローで左手の平を目標に向ける形にしましょう。
また、フェースターンをやり過ぎて、どフックが止まらない人は
水平になるフィニッシュをするだけで治ることもあります。
打法は流行や好みもありますが、何を優先するかや
本人の価値観によって選択することができます。
まずは優先順序としてミートさせること、真っ直ぐ打つこと、そして
しっかりと飛距離を出すことがあって、それからカッコ良いフォームとすると
スコア的には早く良くなります。
しかし、覚えも早く、余裕がある方は最初からきれいなフォームを習得し
あとから飛距離を出す優先順序でも構いません。
それは効率の良い動きは基本的にきれいだからです。
ただ、必ずしも100%ではなく、また、時代による流行もありますので
効率が良くきれいでも古臭いからヤダという人もいますので
この辺りも個人の価値観で選択すれば良いかと思います。
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