2016年4月26日火曜日

ドライバーのフックのチーピンについて


Question

基本的に、インサイドアウト軌道で右に打ち出し左に戻る球筋です。
しかし、ラウンドで1-2回、突然強烈なフックが出ます。

真っ直ぐ打ち出して大きく曲がるか、そのまま左→左と行きます。
弾道もいつもの半分くらい。

出始めると、連続ででます。
連続で出た場合、断ち切る方法は?

左→左と出たり、チーピンやスライダーのような球筋が出る原因はなんですか?
注意点はありますか?


Answer

もともとインサイドアウトであることは右に出て左に戻って
狙った目標方向に収まるという球質でわかります。

ところが、この打ち方でどフックで、しかも弾道も半分(飛距離が半分)
となると芯に当たっていないことがまず考えられます。
ヒールトップという、いわゆるヘッドが浮いて遠心力で遠回りすると
ヒールの下側に当たります。

DRはヘッドが大きいので、シャフトが柔らかいと
衝撃が吸収されて手に伝わって来ないために、どこに当たったか分かりません。

この原因は色々とあるのですが、スイング速度が上がると出る場合は
遠心力でショルダープレインの延長上にヘッドが行こうとするために
ヘッドが浮いて軌道が外回りすることです。

この場合はスイングの速度(テンポ)を一定にすること、そして
毎回同じ力とタイミングで振ることが大切なのですが、
超高速で振りたい場合にはショルダープレインを縦にして
遠心力でヘッドが外回りしないように、肩の軌道、手の軌道、ヘッドの軌道の
3軌道をできるだけ同じ平面にするとヘッドが浮き上がらなくなります。

また、リズムもテンポも全く同じ場合には、なんらかの原因で
シャフトがフラットになったり、トップの位置が低くなったり、
テイクバック軌道がアップライトになってフラット軌道で降りてきたりの
軌道のずれが生じている可能性もあります。

また、体が止まって左に引っ掛ける場合は、低い弾道(半分の高さ)
で真っ直ぐ、あるいは左に出てそのまま左にフックということがあります。

これは体重移動で左に体が移動しきれていない場合に起きることで
右に乗ったままその場で回転すると起きる症状です。
いわゆる突込みが足りなくての引っ掛けです。

また、色々な事が原因で手とヘッドの位置関係がずれます。
インパクト時にハンドレイトになっているとこれが起きますので
体重移動だけではなく、手の位置がずれるとこの球が出ることがあります。

まずは分かる人に診てもらって原因を特定することです。
それが一番早い改善法なのですが、見て分かる人がいない場合には
引っ掛けた時の動画をアップしていただければ診断いたします。









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