2016年5月5日木曜日

コースに出ると全く勝手が違い戸惑う


Question

ゴルフを始めて半年ほどの初心者です。
5回コースを回りました。
練習場ではだいたい狙った所にショットできるようになりました。

ですが、コースに出ると全く勝手が違い、戸惑っています。
狙った場所とは全く見当違いのショットになってしまいます。

逆に狙っても絶対に当たらないような障害物に当たってしまいます。
フェアウェイの真ん中にある一本の立ち木に直撃、
バンカーと芝の境目、池の縁でどう考えても利き手ではアドレスできない場所・・・

先日のラウンドでは生涯最高のアプローチショットがピンフラッグに
直撃してバンカーに落ちました(T . T)

一緒に回ったベテランの先輩は、「これがゴルフの面白さ!!」
と言いますが、最初はこんなものでしょうか?



Answer

やっと空振りしなくなり、大きなトップやダフりも少なくなったのだと思います。
ただ、それは練習場での話しですよね。ゴルフ場では
たまに良いショットが出ると、打てない場所に行くのだと思います。

フェアウェーの真ん中に木があるのは珍しくはありません。
夜中に行って切って来ようと思うくらい邪魔なのですが、
ゴルフはその狭い間に落とせないとならないということなのです。

右から行くか左から行くかを決めて、どちらかに落とせないと
DRの方向性としての精度は十分ではありません。

質問者さんは真ん中を狙って、そのまま木に当てたということでしたら
それは狙う場所が違っていたのか、フェアウエーの幅を全て使えると
思っておられたのでしょう。

また、打ち難いグリーン周りや池の縁というのも、狙った場所に行っていないか
狙う場所がミスだったのでしょう。

しかし、ピンに当たってバンカーに落ちたのは、これは運が悪いだけのことで
ゴルフは運がかなり関与しているということがこれでお分かりだと思います。

最初だからではなく、タイガーウッズでもピンに当てて池に落としたりしています。
しかし、プロってこんなもんでしょうか?などと愚痴をこぼしたりはしません。

ゴルフは自然との闘い、コースとの戦い、そして自分との戦いです。
すべてを受け入れて、どう対処するかで上達するのです。
いちいち文句を言っていたのではゲームになりません。

練習場で練習をしている人を見ていると、同じクラブで何発も打っています。
ゴルフは一本一球で、二球目からは数えません。
初心者の方に多いのは、10球目に当たって、あぁ、当たったからこれでよし、として
番手を替えるのですが、番手を替えて最初に打った球がゴルフ場で出る球なのです。

クラブの持ち替え練習は必須です。
また、コースのスコアカードで、実際にどの番手を使うかのシュミレーション
をしながら番手の持ち替え練習をすると、ご自身のセットアップの悪さがわかります。

アドレス時の前傾角、球との距離、足の向き、肩の向きなど
打つ前のセットアップが出来ていないと、球はまともに当たりません。
セットアップの練習を十分にしたら、今度は精度を上げる練習です。

最初はフェアウェーの幅以内に落とせれば良かったDRも、右半分か、
左半分かに分けて練習しなければなりません。
通常40Yほどの幅のFWだとしたら、20Yの幅内に落とす練習です。
そして20Yの幅しかないコースに行くのでしたら、10Yの幅以内に
落とせるだけの正確性が必要になってくるのです。

また、将来的には280Y先の5Yの円の中に落とす練習も必要になります。
その精度がないと、ショートアイアンでベタピンにつけることができないので
将来的にバーディーを取りに行くゴルフにはならないのです。

まずは芯に当てる精度、それが出来たら今度は狙ったところに落とす精度を上げ、
どこに落とせばその次に打ち易いか、そして、状況に応じて戦略を変え、
より良いスコアを出そうとする努力が大切です。















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