2016年7月7日木曜日
理想のスイングは自分で決めろ?!
Question
ゴルフスイングって人によって考え違うじゃないですか?
AコーチとBコーチは180度逆の事を言ってたり、日常茶飯事です。
早い話 理想なスイングなんて人によって違うから自分で考えろってのが答えですよね?
Answer
軌道にはフラット軌道やアップライト軌道があります。
その中間はスクエア軌道なのですが、アップライトな人には
フラットにしろと指導しますが、フラットな人にはアップライトにしろと言います。
これは反対の事をいうのですが、どちらにもスクエア軌道にしろと
指導しているのですから、自分で探せば良いとかいう単純な問題ではないのです。
ゴルフの打法は大きく分けても3種類あります。
これはクラシック時代、中期、そして現代のモダン打法です。
この3つのそれぞれにまた違う分類があるのです。
たとえば最新の打法の中にはタイガー打法、スタック&ティルト、レイドオフ
などの違うフォームですが、現在の世界で通用している打法があります。
また、タイガー打法の中にも現在のアダムスコットやマキロイ、シュワーツェルなど
違う動きをしている打法があり、これに軌道の高さや速度など考慮すると
無数に種類があることが分かります。
さて、腰を開いてその開く勢いで上半身を動かして打つ方法があるかと思えば
逆に腰を逆回転させて上半身を走らせる方法があり
これらは腰の動きは真逆になります。
この動きが違うから、スイングには理想はない、軽率な意見を述べられているようですが
実に浅はかな発想だとしかいいようがありません。
無数にある打法の中で、最も効率の良い打ち方を欧米のトップコーチ達は教え
ほとんどの年配コーチ達は古い打法を教えています。
アメリカで修行してきたという日本のティーチングプロでも
中期頃の打法を習い、それを教えているのが現状です。
しかし、効率の良さ、飛距離の違いなどによっても打法が違いますので
それでも数種類、数十種類の打法が世界のトップ選手の中で採用されており
これらの優劣を判定することが非常に困難であったり、何を優先にするかなど
個人の価値観によって理想が変わってしまいます。
そういう面では自分の価値観で決めなければならない部分もありますが、
とんでもないオヤジスイングをやっていて、これが自分の価値観に合った打法で
自分に一番合った打法だというのも、どうかと思います。
0 件のコメント :
コメントを投稿