2016年8月17日水曜日

HS45~50で230Yしか飛ばない


Question

ヘッドスピードが45~50程度なんですが230y程度しか飛びません
 いつもヘッドスピードが同じぐらいの人に比べて10y~20y置いてかれています
どうすればいいですか
持ち玉はフックに近いドローでアッパーの打っています
クラブはナイキ vapor pro シャフトはディアマナS+ 硬さxを使っています


Answer

そのHSなら250~300Yあるはずです。
230Yしかないのは恐らく実際のHSが違うのでしょう。

ショップなどで計測すると上乗せしてあります。
最近は個人で使う計測器まで上乗せされていますので
実際のHSはもっと遅いのだと思います。

ただ、ミート率やスピン量の違いで飛距離が変わることも事実です。
たとえば、HS45の人でも、ミート率が1.3なら234Yで
1.5なら270Yと36Yも違います。

これは大きな違いです。
ミート率を上げるにはテイクバックの軌道とダウンスイングの軌道を
一定にする必要があります。

インパクトとトップの形も毎回同じにする必要があるのですが
この二つは先に固まり、ヘッドの軌道は特に注意して動かさない限りは
いつまで経っても安定しません。


また、スピン量は球の位置で変わります。
DRはアッパーで打てます。
しかし、球が内側にあるとレベルやダウンブローで打つことになり
スピン量が減りません。

本来、10度ほどのロフトがあるクラブですので、
レベルで打てばそれなりの高さが出て、バックスピンが掛かります。

ところが、ヘッドが上昇するときに当てると、フォワード・スピンが掛かり
プラスマイナスでバックスピン量が減るのです。

2000~2500回転前後が最も飛距離が出るといわれていますので
これはショップで計測しても大丈夫かと思います。


また、重量の問題もあります。
ヘッドの重さだけではなく、インパクト時の押し込み重量です。
グリップをマックスで握らなければ、本来の飛距離がでないのがこれです。

インパクトでは両手の握力を最大にし、球をつぶす効果を上げます。
それと同時に右手、右腕、右肩によって長い低いインパクトを作ります。
これによってヘッドの重量が増し、飛距離を伸ばすことができるのです。

DRもアイアンと同じように押し込んで、低く長いインパクトを作りますが
実は、アドレスで右6、左4のバランスでスタンスしているために
アドレスからアッパー軌道となり、いくら打ち込んでもヘッドが上昇する時に
インパクトとなるために、アッパーブローで打てるのです。

インパクト時の側傾も立てずに、いわゆる目線を高い位置にして打つ
という、高い球を打つときのフォームで打ちます。

質問者さんは230Yだとすると、HSは40で、ミート率は
1.43で、この数値が一番妥当だと思います。
したがって、課題は体の使い方を習得し、技で飛距離を出すことかも知れません。







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