Question
調子が良い時は維持したく、
調子が悪い時は修正したくなって・・・
どちらにしても、球を打ってないと安心できないww
これって僕だけですか?
Answer
質問者さんだけではありません。
そういう人はいくらでもいると思います。
しっかりとミートしていると、それを定着させるために反復します。
そして当たらなくなると模索して、ついつい打ち過ぎてしまいます。
これで疲労骨折する人も実はいるのです。
ところが、このミートしただけの球で、果たして十分なのか
という問題があります。
ゴルフで大切なのは、まずミートすることなのですが
方向、飛距離、効率、美しさといろいろな要素があります。
もちろん、定着度や精度、再現性や安定性などの
完成度なども大変重要です。
我流のオヤジゴルフではミートするだけのゴルフですので
飛距離はでない、癖球で不恰好という内容でも
しっかりとシングルになっています。
それは再現性が高いことにあります。
どんな不恰好で効率が悪くても、同じことを30年もやっていると
再現性だけは良くなって、スコアがまとまるのです。
ところが長いコースに行くと、このような人は100近く叩きます。
それは飛距離が足りないからです。
ミートすることだけを念頭に練習をしている我流ゴルファーは
酷いフェイドの癖球だったとしても、また180Yしか飛ばなくても
必ず同じ曲がり方で、同じ飛距離ならば、短いコースに限りますが
経験値の高さで良いスコアが出るのです。
ところが、何も考えず、どうやってミートさせるのかも分からず
ただ闇雲に打つだけで当たっている人は、一度崩れると
そう簡単に治せるものではありません。
したがって、ここでも修正するために球を多く打ってしまいます。
これで無駄球が多くなり、遠回りし、下手を固めてしまうのです。
また、その癖を修正しようと、限りなく球を打ってしまうのです。
毎回球との距離が違っていたり、毎回前傾角度が違っていたり
軌道や動きが違うことをしていると、いつまで経っても定着しないので
無駄球が多く、いくらでも遠回りする事になるのです。
要は、何をどう練習するか、何をどうすると飛距離が出て、
どうするとより正確でミート率の良い、美しいスイングができるのかを
まず学習し、理解することです。
アマチュアゴルファーのほとんどはただ振っているだけです。
なぜ当たっているかが分からないので、当たらなくなったときに
なぜ当たらないのかが分からないのです。
何を目指し、何を練習し、どうやって精度を上げ、いかに効率を良くするかは
遠回りをしないための重要なポイントとなります。
そして、真剣にそれらを習得する必要があるのです。
中高年はフルショットの球数を制限すること、そして体の丈夫な若者は
無駄球を打たないように、身になる効率の良い練習をしていただきたいと思います。
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