2016年9月26日月曜日

ドライバーのフェースオープンを直したいです


Question

某ショップで動画を撮って貰ったら
少しフェースオープンしていました。

どういう練習をすればいいでしょうか?
持ち球はストレートから軽いドローです。


Answer

インパクトでフェイスが開いていたということでしょうか?
もし、そうだとしたらストレートやドローはまず出ないと思います。

普段がドローの場合には、たまたまその時フェイスが開いていただけで
いつものスイングができていなかったのでしょう。

シュミレーターで球筋が分かる機械でしたら違うことに気がつくのですが
インパクトの画像だけで、あとは数値だけの物だとなかなか分からない事もあります。
ショップにある機械でもピンキリですからね。

また、ショップは何かを売らなければならないので
データは必ずしも正確とは言えません。

HSは上乗せしてありますし、番手ずらしやシャフトのフレックスずらしも
かなりエスカレートしていますので、果たしてフェースがオープンだった
ということも、果たして信用できるのでしょうか?

練習場でスライスが止まらないというのでしたら、フェイスが開いている
ということですぐに治せば良いのですが、症状が逆なのでつじつまが合いません。

まずは正しい診断が必須条件です。
球筋がドローならフェイスはスクエアに当たっていて
ヘッドの軌道がインアウトということですので、ショップでのデータは
実際のスイングとは逆の現象です。
どうしてもショップで計測したいのでしたら、何度も計測してもらうことです。

次の日は全く違う現象が起きたりしますので、よほど安定した
プロでない限りは、本当に正しいデータはなかなか取れません。

試打会とかに参加する初心者がおりますが、一番の成果は
何を使っても同じだということが実感できることにあります。

ある程度ショットが安定している方でしたらある程度は分かるのですが
特に器用な上級者となると、どのクラブでも合わせて打ってしまい
どれを使っても上手く当てたりします。

安定したプロでしたら、次々とクラブを換えて打てば
それぞれのクラブの特性を球筋で見ることができますが
まだ、ショットが日替わりの初心者の方々には、
自分に合ったクラブを選ぶとかいう段階ではありません。

また、練習場で打った球質によって、どこが悪いのかが
即座に分からないと上達はしません。

一球一球修正をしながら調整していけるように
球筋によって何が悪かったのかが分かり、その治し方を習得してから
独自で打ち込む練習をしないと、下手を固めるだけの練習になることがあります。

また、自分では分からないフォームの崩れは、動画を撮りながら
あるいは、動画を見ても分からない段階では分かる人に診てもらいながら
正確な動きを定着させる必要があります。

まずは正しい理想的な効率の良い動きができること、そしてそれができたら
それを3年間崩さずに維持しながら定着させることです。
忘れたり崩れたりは人間ですから必ずします。
即、修正することで維持ができるのですが、それを怠ると何十年でも遠回りします。

ショットを固めるには「地道な事をコツコツト」です。
心を引き締めて定着させてください。





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