Question
飛距離を飛ばすには、どのような練習やトレーニングをすればいいですか?
なかなか打球が飛ばなくてダフったり、スライスしたりで打球が安定しません。
最終的に300ヤード近く飛ばしたいのですが何をすればいいですか?
Answer
飛距離は初心者が適当に振ると200~220Y程度しか飛びません。
体格が良く、筋肉質であればそれ以上飛ぶでしょう。
ところが、30年前のプロ達は280Yを8割の力で飛ばし、
現在は320~340Yを出す選手がどんどん増えています。
では、30年前の人間と現在では何が違うのでしょうか?
体格ですか?道具ですか? いや、違います。
打法が進化したのです。
打法は時代の流れから大きく3つに分けられます。
ベンホーガンやサムスニード等の時代のクラシカル時代、そして
ジャックニクラウスやトム・ワトソンなどの中期、そしてタイガーウッズ以来の
モダン打法の3つです。
そして、歴史的に見て一番飛距離が出る打法は、現在の世界の打法、
最新のモダン打法ということになります。
現在、世界のトップ選手達はキャリーで300Yは普通です。
その人達の打法を真似することで可能ですし、さらに技術を取り入れて
筋肉を付ければ400Yも不可能ではありません。
通常のゴルフは筋肉3割、技術7割です。
技術とは筋肉をどう使うかです。
体全体で打つ打法にして、その体の使い方を習得することです。
言うのは簡単です。
しかし、それを体に覚えさせ、定着させ安定させるのは
体操競技で言えば、難易度Gの技だと思ってください。
まず、そのモダン打法とは何かです。
一番メジャーなのはタイガー打法です。
タイガーウッズが2000年に行っていた打法で
これがベースでほとんどの世界トップ選手がスイングしています。
このタイガー打法を完全にマスターしているのがマキロイです。
また、体に優しい動きに変えたのがアダムスコットで
ウーストハウゼン、シュワーツイエル、カイマー、ジャスティンローズなど
とても美しいスイングをするトップ選手達は、みなタイガー打法です。
この打法にはいくつもの飛ばしの技が入っています。
動画を見ても、まず分かる人はいません。
しかし、その10数種類の技を習うと、それがハッキリと見えてきます。
まずは、そのための基本動作です。
この基本動作だけでも220Y~260Yは飛びます。
ほとんど力を入れずに、重力と張りだけで打つ打法です。
この打法に引き落とし、バンプのタメ、落とし押し、
押し込み、蹴り、腰の逆回転などを織り込んで行くと
それぞれに10~20Yの飛距離が伸びていきます。
基本動作の張りとは弓とムチです。
体を捻転し、反って弓にし、踏み込みによる圧縮によって
体が弓と同じ役割をするのです。
また、下から回転を上に伝えていく動作によって
ちょうど、ヘッドがムチの先と同じように、一番後から追いかけて来て
超高速のHSを作ります。
また、ブランコ漕ぎの原理で、インパクト寸前に吊り上げて
遠心力を出して打つことでも、HSをあげることができ
それぞれの動きを2~8割取り入れることで方向や飛距離を
調整し、また体に負担のない割合で組み立てて行きます。
タイガー打法を習得するにはミクシーのバーチャル・ゴルフ・教室
を参考にしてください。
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