Question
ゴルフ歴20年ほどでシングルではあるのですが、
ティーアップしたボールをウッドでまともに打つことが出来ません。
OB率が36%なので、3Wか5W、ユーティリティ等で
ティーアップせず打っている状態です。
一応HSは46程度、(当たれば)270y程度は飛びますが、
コースではまずそのような当たりは有り得ません。
何か考えられる問題点、解決法などあれば教えてください。
Answer
まともに打つ事ができないとはどううい症状なのでしょうか?
また、OBはどちらに曲げるのでしょうか?
20年のゴルフ歴という事は年配の方なのでしょう。
中高年で270Yは飛ぶ方だと思います。
これだけの情報では範囲が広すぎて、一冊の本ほどの解説になりますので
勝手にこちらで想像して範囲を絞ってお話させていただきます。
シングルと言ってもおそらく両手シングルの方で、なんとかグリーンに近づけて
拾ってパーを取るという、パー山のシングルだと想像します。
また、飛距離からして筋肉で飛ばす方だと思いますので
恐らく右にスライスするOBが多いのかなと思います。
これだけOBが多いということは、芯に当てることはできていると判断します。
だとすると、問題の一つは最近の道具にある可能性があります。
クラブとはシャフトの硬さと長さです。
この2~3年の間にS表示はXになり、R表示はSになっています。
最近DRは買い換えましたでしょうか?
振動数を測って、280~290くらいの数値がでる硬いシャフトにすると
曲がらなくなる事もあります。
また、長さですが、芯を外してのOBの場合だと
このシャフトの長さである程度解決できます。
45インチを43インチ、あるいは42インチにすると
命中率が相当上がってスコアが驚くほど良くなることがあります。
また、打ち方ですが、恐らく筋肉質の方で、筋トレとか
されていないでしょうか?
筋トレをしている中高年はとにかく飛ばしたくて飛ばしたくて
満振りしている人がほとんどです。
筋肉自慢、飛距離自慢の欠片が深層心理にもしあったとしたら
これは意識改革が必要です。
手打ちの人は筋力で飛ばしても270Yが限界です。
恐らく、その数字もぴったりなので、手振りで満振りされているのかと
どうしても想像してしまいます。
飛距離は筋力を全部使って出す物ではありません。
力はまず使わずに振るのが基本です。
重力と張りだけでも260Y程度は飛びますので、まずは
ゆったりと体を使った効率の良いスイングを作ることが大切です。
また、飛距離は技術が7割で筋力は3割程度です。
飛ばしたいなら飛距離を出す技術を習得することです。
時間は掛かりますが、この壁はいくら筋力をつけても
乗り越えることはできないでしょう。
効率の悪い振り方をしているのですから、半分の力で同じ距離が出るように
まずは飛ばしの技を取り入れたり、効率を良くすることです。
アマチュアとプロの違いはこの効率です。
ゆったりと振っているのに飛んで行くというスイングを見たことがないでしょうか?
なんで、あんなにゆっくりなのに飛ぶのかです。
力もアマチュアのスイングより少なく、スイング速度もゆっくりなのに
ヘッド速度は出ているのです。
これは技術と効率です。
20年掛かってやっとここに来ました。
今までと同じことをしていてもダメです。
これが我流の限界です。
今までついた癖を修正したり、考え方などを改善したりが必要ですが、
初心者以上に厄介なのがベテランのゴルファー達です。
謙虚に、そして初心に戻って基礎からやり直すことで
すべては解決するはずです。
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