2017年7月12日水曜日

スライスを治したら飛距離が出ない


Question

ゴルフ 私は長年スライスに悩んでいます。
ファイスをやや閉じたりして打ってもスライスします。
試行錯誤の結果、現在は、アドレス時にファイスをやや開き、
インパクト時に手を返すようにしてインパクトすることで、
ほぼまっすぐに飛ぶようになりました。

しかし、そのせいか、7番アイアンでも飛距離130ヤードがマックスです。
まっすぐ飛ばしばがら、飛距離がもう少し出るようにするには、
どうしたらいいでしょうか?
考えられる、いろいろな方法をアドバイスください。


Answer

インパクト時にフェイスを返して打つのは基本動作で
それをしていなかったのでスライスが出たのだと思いますが、
実は、8番アイアンまでくらいの短い番手でしたら
フェイスは返さなくても真っ直ぐに打てます。

要はインパクトでフェイスがスクエアに戻っているかどうかで
最初はフェイスを返す動きでスクエアに戻す練習が必要です。
フェイスを開いて打つとスライスが治るというのは
フェイスを戻さなくてはという意識によって、返す動きができるために
スライスが治ったと考える事ができます。

ただ、7番アイアンが130Yしか飛ばないという問題とは
直接は関係ないかと思われます。

まず考えられる事は芯に当たっていない事ですが、
真芯に当たって130Yであれば、ロフト角によっては
ちょっと少なめかも知れません。

アドレス時の形でハンドファーストになっていない可能性もあります。
ロフトが寝てしまって、9番アイアンくらいのロフトになっている
可能性があります。
球が高く上がり過ぎている場合などはこのケースです。

スイングを実際に見てみないと解りませんが
スライスを治す時に前倒しのような、ヘッドから降ろす打ち方に
されたはいないでしょうか?

トップの位置から思い切りヘッドを返すような動きで
叩いて打つと力で飛ぶ事があるのですが、
祓うような、掬い打ちをするとロフトが寝ることがあります。

クラブは基本ダウンブローで打つのですが、
ヘッドを返さんがばかりに打ち込みにならない事があります。
また、リリースポイントが早すぎてダフっている可能性もあります。

長年の我流打法で、やっと治ったと思ったら
また違う欠点が出て来たり、弊害で違うところにズレが出てきたり
そのズレの修正で正しい動きを変えてしまったり、
基礎を身に着けたり、基本動作をフォームからしっかりと
習得していないと、いくらでも遠回りをします。

遠回りして到着できれば良いのですが、ほとんどの人が
途中で辞めるか目標を下げて到着していません。

最初に治した方法も、本当に正しいやりかったかどうかも判りません。
動画で撮影して御覧になった事がありますか?
見ても分からない方がほとんどですが、プロのフォームと比べる事で
ご自身がやろうとしている形だけは少なくても分かると思います。

また、アイアンのロフトが昔の角度だったとしたら、130Yでも
おかしくはありません。
番手ずらしで、最近は2本分くらい立っていますので、
他の人の飛距離より20Yほど少ない事があります。

また、シャフトが柔らかいと道具が原因でスライスが出ることもあります。
しっかりとした正しい診断と、正しい修正のしかたで治さないと
どんどん迷路に入って抜け出せなくなる危険性もあります。

可能性としてはこのくらいでしょうか。
良く分からない場合は悪い癖がつく前に診てもらいましょう。



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