2017年7月16日日曜日
飛距離ってそんなに大事じゃない?
Question
飛距離ってそんなに大事じゃないんでしょうか?
例えば7番アイアンだと飛ぶ人は160yとか飛ぶようですが、
知り合いの男性は90~100y位しか飛びませんが真っ直ぐ飛ばせるので
ラウンドでは90切るくらいらしいです。
飛距離より方向重視で練習する方がいいんでしょうか?
Answer
飛距離は出すほど方向が悪くなります。
7鉄で100Yしか出さないのでしたら、それだけで
かなり方向は良くなるかと思います。
ただ、7鉄で100Yでは、まず芯に当たっていない
と考えるのが妥当だと思います。
ご質問の趣旨とは違うかも知れませんが、まずは芯で捉え
常に同じ飛距離が出せるようにする事が大切かと思います。
スコアメイクは思ったところに球を落として止められるかどうかです。
短いコースでしたら100Yで十分ですが、6800Y級のコースになったら
大叩きするのは間違いありません。
日本のシングルさん達は、6700Yくらいになると
ほとんどの人が100近くは叩きます。
普段6200~6400Yほどのコースでプレーしているため
長くなると振りに行ってミスが増えるからです。
長いコースには420Yのパー4などはざらにあります。
飛距離がない人は残りの方が長くなり、
とどかせようと力んでOBの連発になるのです。
競技ゴルフでは450Y、480Yパー4などもあり
プロの世界では500Yを超えるホールもざらにあります。
普段380Yのパー4でしたら、200Yしか飛ばなくても
残りが180Yですので、ウッドで乗せることも可能ですが
420Yでは残りの距離の方が長くなって、パーオンできません。
飛距離が出ない人は、最終的にはスコアも良くはならない
ということになるのです。
6800Y級のコースは280Yほどの飛距離が必要です。
7番で100Yの方は6000Y以下のコースでないと
どんなに頑張っても満足できるスコアは出ないでしょう。
ただ、ゴルフはご自身が楽しめればそれで良いことです。
アマチュアの目的は楽しむことですので、どんな飛距離でも
どんなコースでも、自分自身が満足できればそれでOKなのです。
世界のトップクラスの戦いは、タイガーウッズ以来進化し、
コース自体が500Yほど長くなっています。
若手選手はどんどん飛距離を伸ばし、今では300Yは
当たり前になっています。
アマチュアは30年前と同じで全く進化していません。
飛ばすためにはそれなりの技術や筋力が必要です。
しかし、その昔のアベレージゴルファーは現在も
あまり技術を身に着ける分けでもなく、また筋トレをするでもなく
昔の長さのコースでプレーできるようになっています。
したがって、その楽しみ方の幅が広がって、より多くの楽しみ方が
できるようになったと考えることもできます。
ただ、アマチュアでも競技を目指す人達はプロと同じように
技術や筋トレを取り入れ、プロに対抗するだけの腕を磨いています。
飛距離が必要かそうでないかは、どこを目指しているか
によってご本人が決めれば良いことだと思います。
0 件のコメント :
コメントを投稿