Question
マキロイやファウラーは、インパクトに向かって
右足のかかとがめくれずに飛球線方向に動きますが、
何をした結果、そうなるのでしょうか?
Answer
ご質問の意味が分かりません。
いつめくれないのでしょうか?
めくれずにかかとが飛球線方向に動かす事とは
どういう動きでしょうか?
まず、スイング自体を整理してみましょう。
アドレスではべた足です。
そこからフィニッシュでは右足はつま先が地面に接触しているだけで
かかとは完全に浮いています。
これがめくれるという意味でしょうか?
となれば、どこかで右のかかとはめくれている事になります。
また、接着した壁紙を剥がす時のように、少しずつ剥がれていく様子を
めくれるというのでしたら、足首はそんな状態には曲がりません。
このように、動作を言語化するのは非常に難しい事です。
質問の内容も分からず、想像して答えを書いても、その言語化した
答えすら理解が難しく、それを読んだ方がどう受け止めるかも分かりません。
マキロイやファウラーは右足だけではなく、あらゆる場所が
日本で教えている打法とは違って進化したタイガー打法です。
一般の方達も、やっと30年経ってから世界の打法が日本とは違う
という事に気がついてきました。
これはYOU TUBEなどの動画配信のお陰です。
この動画配信が確立されるまでは、日本はほとんど鎖国状態でした。
30年も前にタイガーウッズ達がジャックニクラウス打法を改造し、
飛距離が出る打法に大改造したにも関わらず、その情報は
日本のプロ達には理解できずに、飛距離は天性だとか、筋力だと解説され、
「上がってなんぼ」だと飛距離を伸ばす研究をして来なかったのです。
2017年になってから、やっとTVの解説で、300Y飛ばないと
アメリカでは通用しない、というコメントを聞きました。
これは驚きでした。
日本はタイガー打法を理解できず、どのように動いているかすら分からず
否定しながらメンツを保ってきたのですが、アマチュアでも
YOU TUBEの情報を見るようになり、その違いが分かるようになったため
認めざるを得なくなって来たのです。
しかし、未だにその動きが分からず、またプロは改造が非常に困難なため
この数年は沈黙を保ってきました。
マキロイはタイガーを見て育った選手で、全部コピーしています。
アダムスコットはそれ以前に完璧にマスターしていたのですが、途中から
体を壊さないように改良して、優しい振り方にしています。
世界は日本の30年も先を走り続けているのですが
そろそろ日本も世界のレベルに追い着くために、技術の導入という時期に
きているのではないでしょうか?
そのごく一部ですが、右脚の蹴りはプロを目指すジュニアには今後は必須で
早く取り入れて飛距離を出す打法に仕上げる事が大切です。
ただ、中高年のアマチュアの方々には薦めません。
飛距離が出すぎて安定しないだけではなく、体を壊します。
世界の主流はタイガー打法やその系統です。
アマチュアでも少しずつ真似をする人が出て来ていますので
欧米の打法に関心を持つ事はとても良い事だと思います。
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