2018年1月26日金曜日

飛距離に関して捻転と筋肉に疑問


Question

① 捻転って、そもそも何ですか?柔軟性ですか?
    女性の方が関節は柔らかいし、柔軟性とは別でしょうか?

②何もスポーツしてない人よりは筋肉あるんですかね?
   男性ゴルファーの方が飛ぶ人が多いのも、
 筋力の差かなって最近考えています。


Answer

一般的にゴルフでの捻転とは、捻りの事をいいます。
上半身と下半身を逆に捻り、それを戻すことでパワーがでます。
これが捻転戻しです。

また、体をそれだけ捻ると、ムチのようにエネルギーが体全体に蓄積され
それが一気に放出される事でHSが上がります。

自分の体が弓やムチになっているという実感があるでしょうか?
手打ちや筋力だけで打っている人には恐らくないでしょう。

その捻転差を作るには、ある程度の柔軟性が必要なのですが
必要なのはある程度の時間差と張りです。

体に張りを作って、その開放によって横の回転の原動力になります。
そして、腕の落下力によって縦の力が生まれ、そのバランスで
ミートしたとことがインパクトです。

体はそれぞれに違う役目があります。
どこの筋肉をいつどう使うのか、という具体的な動かし方があります。
これは動画を見てもほとんど分かりません。

僅か1秒半の運動なのですが、全身の筋肉を使います。
それぞれの部位が、その位置で瞬時に使われて、0.1秒ごとに
変わって行き、体のすべての筋肉を大なり小なり
使う打法が飛距離が出るのです。

200Y程度でしたら手打ちでも出ます。
筋肉を鍛えればもと飛びます。しかしより飛距離を伸ばし
効率良く打つには、いかに効率の良い動作をするか
いかに飛ばしの技を組み込んで行くかなど、その動きを具体的に
まずは頭で理解する必要があります。

これが分からないと、偶然当たっても再現できません。
また忘れたり、ズレて定着し難いのです。
これでほとんどの人が遠回りしています。

したがって動きを良く物理的に理解し、その通りに毎回動かしながら
数年掛けて定着させ、その間に忘れたりズレたりしますので、すぐに
元の動作に戻せるようにしなければなりません。

もちろん、筋力も必要です。
技7割、筋力3割かも知れません。
モダン打法の全てを筋力のある人が10割ずつ組み込むと
400Y以上は出るか、怪我をします。

それだけの技があるので、体が丈夫でない人はその技を
どこまで取り入れるかを組み立てる必要があります。

ほとんどの方はその飛ばしの技を知らず、ただ筋肉さえつければ
飛ばせると思っておられるのですが、体の使い方を習得する必要があります。

ゴルフは飛距離が醍醐味です。
試合としても飛距離があるほど有利です。
方向も正確性も必要ですので、効率の良い動きや練習をする事が
大切かと思います。




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