2018年2月6日火曜日
DRが当たらないのでコースに出られない
Question
ゴルフ初心者です。毎週、打ちっぱなしにいって練習を
しているのですがなかなか上達しません。
特にドライバーがまっすぐ飛びません。
早くコースに出たいのですがドライバーが上達しないので
なかなかコースに出る勇気がありません。
初心者でもわかるドライバーのコツ・秘訣・
ポイントなどがあればご教示ください。
よろしくおねがいします。
Answer
まず、ショットが安定するには時間が掛かる事を認識してください。
毎週練習をしているとの事ですが、週一の練習で
すぐに上達する人やスポーツはありません。
毎日のなぞりやエアースイング、そしてイメトレや素振りを十分に行って
フォームができたら球打ちを週2~3回は行って定着させる事です。
また、早くコースに行きたいのでしたら打法自体をシンプルな物にして
それを定着させるとその期間が早まります。
ただ、基本は再現性ですので、毎回同じスイングにして練習しなければ
定着しませんので、同じセットアップで同じ軌道で打つ練習が
必須条件となります。
また、タイガーウッズがインタビューで、45インチとか皆良く使うね、と
自身が44.5インチにしている事から、現在のシャフトの長さは
異常であるという事がわかります。
彼でさえ44.75インチは長過ぎると言っていますので、ゴルファー達が
どれだけメーカーに操られているかが伺えます。
ベンホーガンの時代は42インチで、ジャックニクラウス
の時代は43.5インチでした。
そしてタイガーですら44.5インチですので
初心者が45インチとかを使わされている事に
まず疑問を感じなければなりません。
5番ウッドや3番ウッドの方がヘッドは小さいのに良く当たって飛ぶ
という経験をしている人が非常に多いのはそれです。
短いから当たって飛ぶのです。
したがって、初心者がすぐにコースに行くには、まずシャフトを
43インチ程度にカットして、シンプルな打法を週2~3回、
50球でも良いので打つ事です。
そして、そのほかの日はエアーや素振りで撮影しながら
フォームチェックです。
コツや秘訣、そしてポイントとのご質問ですが、大切なのは定着です。
これが最も大切なポイントです。
要するにゴルフは再現性がほとんど全てと言う事です。
どんなオヤジスイングでも、30年間全く同じスイングを
している人は実に安定しています。
飛距離もなく癖球ですが、実に再現性が高いのです。
これが定着です。
初心者の方々は数週間、あるいは数ヶ月で定着する
と思っておられるようですが数年掛かります。
再現性とは定着度ですので、難しい打法や日替わりスイングでは
なかなか定着しないのです。
セットアップすら毎回違い、手探り状態で当たる軌道を探しながら
の練習では50球で済むところ、500球打たなければなりません。
基礎を身に付け、効率良く練習すれば10分の1の練習量でも
上達はするのですが、それでも週一では足りません。
定着期間は振り方を変えないこと、これが秘訣です。
打法を変えたり、違う動きを入れたりせずに、定着するまでは
全く同じ振り方を持続する事です。
アマチュアの世界はほとんどが再現性なのです。
打法がシンプルなほど定着は早くなります。
練習量が多いほどより早く定着します。
毎回、全く同じ動きで練習するとより早く定着します。
ただ、初心者は自分がどう動いているかが分かっていません。
また、分かっている積もりでも違う動きをしている人がほとんどです。
そのために遠回りをしますので、どこがどう違う動きをして
なぜ軌道がズレ、どうして軸がブレているかを診てもらいながら
定着させる事が遠回りをしない最大の秘訣です。
ゴルフはそう簡単に上手く成れるようなものではありません。
もっと真剣にゴルフと向きあう必要があるのかと思われます。
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