2018年6月25日月曜日

球が上がらないのですが


Question

打ちっ放しの練習場でドライバーが上手く打てません。
200ヤード先のネットの手前で息絶えたようにストンと落ちます。
他の人のようにネットの上部にボールが行くような打ち方を
教えてください。

HSは43~44m/s、球筋はコースでは真っ直ぐで落ちる時に
風か何かの影響なのか左にちょっと曲がります。


Answer

球が上がらないと言う事でしょうか?
それとも上がるが途中で失速して落ちるのでしょうか?

それぞれに理由がありますので、まず失速するケースを
考えてみましょう。

最初は他の人と同じような高さに上がるとすれば恐らくスピン量
かと思われます。
DRのロフトは何度なのでしょうか?
背が高く手が短い人は8度でも高過ぎますし、背が低く手が長い
人なら11度でも低いかと思います。

ただ、球の位置を変える事で高さは変えられます。
バックスピン量の適正は2500~2800回転だと言われて
いるのですが、3000を超える場合にはアッパーで打っているか
どうか、打っているとしたらロフトを寝かせても良いでしょう。

ロフトは立てて、球を左に置いて打つとスピン量が減ります。
しかしロフトが立っている分だけ高く上がり過ぎません。
(ロフトを立てるとはクラブヘッドを10度から9度にする事や
ハンドファーストによって立てるなどの意味です)


次に、200Y先のネットの上の部分に当てたいとの事ですが
HSは何で計測した数字でしょうか?
水増し、上乗せ器だと恐らく38程度しかありませんので、
球は高く上がらないかと思います。

この場合はロフトを上げて高く打つと良いのですが、200Y先
となると手前で落ちるかと思います。
やはりHSを上げたりパワーを出す打ち方に改造する必要が
あるかも知れません。

シャフトを柔らかくすると球は上がりますが、方向が悪くなります。
球の高さは実際のライ角が影響します。

アドレスしてシャフトと地面でできる手前の角度で、インパクト時
に実際の角度が何度になるかです。

背が高く手が短い人はこの角度が立っています。
また、ハンドアップでアームシャフト角を伸ばして打つ人も同じです。
逆に背が低く手が長い人はライ角が鋭角になって球が上がり難くなります。
したがってシャフトが長いほどフェイスは左を向き、それに合わせて
球を内側に入れるとロフトは立って球が上がらなくなります。

まずはご自身に合ったクラブなのかをチェックし、合っていれば
スイングを改造したり、アドレスのセットアップを変えるなどの
工夫をしてみてください。




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