芯で打つ効果的な方法とは

Question

ゴルフの練習で、アイアンで 打つときなかなか、クラブの芯で
打つことができないのですが、芯で、打てるような
効果的な方法を教えて下さい。


Answer

芯に当てる事がでるようになるには、効率や練習方法などの情報と
かなりの練習量や年月が必要です。

その全てが身について再現性が高まったら、今度は
方向やタイミング、効率を上げたり精度を上げる練習です。

ミートさせるだけでもとても大変なのがゴルフです。
では、そのために必要な情報を考えてみましょう。

ヘッドの芯が球の芯を捉えるためには、その場所に毎回戻って
来なければなりません。
そのためにはヘッドの軌道が最重要です。

軌道が１ｍｍでもズレれば芯を外します。
ｍｍ単位で正確に戻して来るにはどうするかが問題です。

人間はクラゲのようにグニャグニャです。
どこかを止めて、どこかを動かすというフォームをまず知る事です。

無暗やたらとただ毎日５００球打っていればよいと言う人がいますが
フォーム作りをせずにこれをすると下手を固める事があります。

体の動きをｍｍ単位で正確にするには、動きを一定にしなければ
なりません。
しかし、人間はなかなか毎回思た通りに動けません。

また、ある程度練習すると今度は忘れたりズレたりします。
軌道のズレや姿勢のズレ、動きのズレや軸のブレがありますので
これらを毎回一定にするという再現性が必要なのです。

これらは大体３年ほど掛かって８割程度完成します。
しかし、前傾角度がズレたり、球の位置がズレたり、アームシャフト角
やスパインシャフト角などが毎回違う練習をしても、軌道角度が毎回
違うので、ほとんど定着せず行き当たりばったりで偶然当たるだけです。

また、番手ごとに間違った角度で振っている人は１３種類の振り方を
定着させるために余計な遠回りをしています。

どんな番手でも同じスイングになるようなワンスイングを
メカニズムとして作り上げ、それぞれの部位が毎回同じ動きをするまで
何年も掛けて定着して初めて再現性が高まるのです。

それには遠回りしないように基礎を習得する必要があります。
基礎をしっかりと習得し、そして効率の良い動きのフォームとして
基本動作を習得し、ズレを修正しながら何年も定着練習をし
タイミング調整や精度を上げる練習によってより再現性が高まり
芯を捉えた球の割合が徐々に増えていきます。


ゴルフに特効薬はありません。
ただ、いくらでも遠回りしますので、無駄な事をしない、効率の良い
練習や動作を行って、最短で上達しても見習い３年、一人前になるには
１０年と覚悟して地道な事をコツコツとするしかありません。

打法が決まってフォームが固まり、全てが毎回正確にできるようになったら
毎日５００球打って精度を上げ、ズレを治しながらとにかく練習です。

週一で練習場に行って、月一でコースに行けばシングルに成れると
思っている人がいますが、とんでもない勘違いです。
週一で野球のバッティングセンターに行き、月一で試合に出て甲子園に
出場できると勘違いしているのと同じです。

真剣に取り組んでいただきたいと思います。