2018年8月6日月曜日

左肘が悲鳴を上げてしまいました


Question

ゴルフ初心者です。
これまで左手主導でダウンスイングをしていましたが、
右手も積極的に使ったほうが飛距離も伸びると思い、
右手も使うダウンスイングに変えました。

それで飛距離は伸びたんですが、右手の強さに負けて
左肘が悲鳴を上げてしまいました。
普段から痛いです。
しばらくゴルフの練習は休んだほうがいいのでしょうか?


Answer

左腕は引っ張る力、右腕は押す力で両方のバランスによって
軌道が真っ直ぐに整います。

左腕はガイドの役目をして、右腕はパワーです。
これはどちらで打つかではなく、両方がそれぞれに違う役目で
違う動きをします。

右手が強くなって左腕が痛くなったのは、ちょっと使い方が
違う可能性があるかと思います。
通常、右と左の力バランスは同じなのですが、左腕は肩の回転
で引っ張って来ますので、腕自体には力が入らず、それが
いわゆる脱力と言われている由縁です。

右手に力を入れる際に左腕にも力が入っている可能性があり
実際に思った事ができているかどうかも疑問です。

ただ、振り遅れを修正しようと無理矢理クラブを返そうと力を
入れたりすると傷める事もあります。
また、グリップが強く握りっぱなしにすると傷める事もあります。
これはグリップのゴムが摩耗してツルツルになり掛けると余計に
力が必要になって来る事でも起こります。

あるいは、単に練習のし過ぎで傷める事もありますので、
その人の体の丈夫さ、毎日何時間練習するか、週何日休憩
するかなどの情報がないとなかなか判断できません。

左腕は真っ直ぐ伸ばし、脇を締めたまま体の回転によって
横の動きが伝えられ、手を球に向けて斜め下に引き落とす力
を入れます。
また、右腕はトップでDRなどは小さくたたみ、バンプの
タメの解放と同時に右肘から引き落とし、肘を支点にスナップ
の動きでクラブを落として押し込みます。

この両方の違った役目と動きが合体したのが最新のモダン
打法の動きですが、これに合ったヘッドの動きや体の動きが
できていないと完成できません。

飛距離が出る打法ほと傷めやすいので適度にどこまでそれら
の動きを組み込むかを考える必要があるかも知れません。

左の肘はゴルフ肘と言われていて、傷める人が多い部位です。
ちょっとは休まないとこのままだとどんどん酷くなる可能性
がありますので、休んでその間にエアーで他の部位の動き
などを忘れないようにしましょう。

また、改善できる事があったら修正されると良いでしょう。




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