2018年10月11日木曜日

番手間距離を出す方法は?


Question

例えばアイアンのPWで100ヤード、9Iで110ヤードの
距離が打てるとします。

ピンまで残りが103ヤードの時、ピッタリ103ヤード打って
ピンの根本に落としたい時はPWでは
3ヤードショートするので9Iで打つなら、私の場合はグリップを
短く持って5ヤード殺して105ヤードを打つ事は出来るのですが、
残り2ヤードをどうやって殺すか方法が思いつきません。
どうやって2ヤードを削りますか?

バックスイングの幅で距離を調整する方法も有りますが、
微調整が苦手でスイングが悪くなってしまうので、
出来ればフルスイングのままで距離を微調整する方法が知りたいです。


Answer

これは60台をキープする時に必要なノウハウです。
パーでは回れるが、60台を常に出す事ができないと言う段階では
番手間距離を出す方法を知る必要があります。

まず、フルショットでのアプローチでクラブを短く握るとウエイト
バランスが崩れて引っ掛ける事があります。
したがって、飛距離を抑えたコントロールショットで短く握って打つ事で
それを避ける事ができます。

また、テイクバックの深さを変えると方向が悪くなり、力の入れ具合を
変えると縦距離にバラつきが多くなります。

そこで番手間の距離を出す方法として、振り幅も力も変えずにロフトを
変えると言う方法があります。

アイアンのロフトは番手ごとに4度ですが、これを1度ずつ使い分ける
トップ選手がいます。
これがまず一つの方法です。

これはインパクト時のロフトを1度刻みに変えると言う方法で
これには二種類あります。
一つはハンドファースト度を上げてロフトを立てる方法です。
タイガーウッズなどはこれに長けています。

二種類目は球の位置を変えるだけで同じ打ち方をする方法です。
球の直径は約4cmですので、半分ずらすと1度ほど変わります。
これはダフナーなどが得意とする方法で、彼らはそれ以外にも飛距離を
調整する手法を使っています。

それは曲げ球です。
グリーンが左から右に落ちている傾斜の場合には右から回して斜面に
当てて、その場で止めるという方法ですが、この場合はロフトが立って
飛距離が出ます。

また、左が低い傾斜面にはフェイドで回して止めると言う打ち方をして
飛距離を落として調整する事が可能です。

誤差が2.5Yであればピンからは1.25Yがマックスで、それ以内に
着ける事ができる計算ですので、1mちょっとの誤差であればまず
ワンパット圏内と言えるでしょう。

ジャックニクラウスはワンスイングでFWからならば1Y刻みで距離を
出せる選手でした。
横がズレるだけで縦距離を合わせるのが天才で、46歳でマスターズに
優勝した時には後半の9ホールは7つのバーディーを取っています。

最終的にはアイアンの精度でスコアが決まります。
コントロールショットもフルショットもどちらも正確に打てるように
練習する事が大切です。




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