2020年4月14日火曜日
ゴルフって飛距離より正確さの方が大事?
Question
ある年配の方とラウンドしたところ、ほぼハーフスイングで結
局80台前半でした。
もう一人の若い人はすごく飛ばす人でドライバーで300y近く
飛ばしてましたが、103くらいでした。
飛距離より正確さの方が大事なんでしょうか?
Answer
年配の方はショットも安定し、スコアメイクする事が最重要だと
思われている方ですが、若い方は飛ばす事がゴルフの醍醐味で、
それが楽しくて今はゴルフをされているのだと思います。
ゴルフはもともと楽しむものですので、スコアメイクが楽しいの
か、飛ばすのが楽しいのかで内容が変わって良いと私は思います。
競技ゴルフではもちろんスコアしか判定基準はありませんが、ア
マチュアはしょせん趣味や遊びですので、どちらを選択しても良
い事になります。
質問者さんの目的な何なのでしょうか?
もしスコアだとしたら、今度はどのレベルを目指しているかです。
プロ級の内容を最終的に目指しているのでしたら、今はだめでも、
300Y飛ばすスイングを固める事が要求されます。
年配の方のように小さくまとめると、将来的にまた大改造をして
振り出しに戻るのです。
スイングは定着させないと真っ直ぐに飛びません。
同じ定着でもその日一日覚えている程度の定着度から、朝一の一
発目から会心のショットで100発100中の再現性を持った状
態まで色々あります。
スイングは一瞬ですので頭で考えている暇がありません。
体が自然に条件反射のように動かなけれ打てないのです。
それには何も考えずにスっと立ってサッと振ったら300Yと言
う球が出るまで定着度を上げる必要があり、そうなるまでには最
低3年掛り、通常は5~6年は掛かると思わなければなりません。
そして、そのスイングを改造するとそこからまた3年掛かり、戻
したとしてもまた3年です。
ゴルフは同じ事をしなければならず、野球のように投げられた球
の行く所に合わせて振るのではなく、一点しか許されないために、
同じフォーム、同じ速度、同じリズム、同じ力加減で全く同じタ
イミングで同じところにヘッドが落ちなければなりません。
したがって、感覚と経験だけでその場でスイングを作るのではな
く、何年も掛けて積み重ねて軌道を固める必要があるのです。
年配の方は今のスコアが恐らくマックスで、それ以上は良くなる
とは思えませんが、若者は今のスイングが定着したとするとショ
ートゲームを磨けばプロの試合に出てもアンダーで回ることが可
能になると言う事です。
ただ、定着させるその数年間にスイングを改造したり、同じ事を
やっている積りでも違っていたり、少しずつ動きがズレて違う軌
道で振っていたりすると延々と固まりません。
途中で忘れたり、崩れて当たらなくなったりした時に修正ができ
て、元のスイングにすぐに戻せなければならないのです。
コーチに看てもらいながら違う事をやり出したらすぐに修正して
もらいながら何年も掛けて定着度を上げる事でそれが可能となり
ます。
どちらを選ぶかは個人の目標や目的で決めれば良いと思います。
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