Question
ドライバーを打つとき、今までは手打ちのイメージでしたが、体
全体で打つように切り替えました。
飛距離アップしました。
ただし、体で打つと、軸がぶれてスライス球も出ます。
手打ちイメージと体で打つのはどちらが正しいでしょうか?
体で打つメリット、デメリットもお願いします
Answer
手振りの限界は270Yほどですが、体を使えばドラコンなどで
は550Yも出した人がいます。
メリットは飛距離なのですが、それぞれの限界に近くなる程方向
的には不安定になります。
同じ手振りでも200Yと270Yでは200Yしか出さない時の
方が方向的にもミート率的にもより正確で、同じように体を使っ
て350Yよりも280Yの方がより安定するところまで行く事が
可能です。
質問者さんはまだ体を使い始めたばかりの段階ですので、タイミ
ングやバランス的な作用に慣れておられない事から、恐らく不安
定な状態だと推察する事ができます。
飛ばすためには腹筋や脚腰の筋肉を使い、体の張りや重力を使っ
て効率良く打つ必要があります。
それぞれの部位で最も効率の良い動きが数百年の間に技として伝
授され、それが飛ばすための動作(飛球術)として世界のトップ
選手達に受け継がれています。
日本では高橋塾がその打法を唯一継承しており、ミクシーのコミ
ュニティーで一部を紹介していますが、あまりにも高度なために
一般の方達には理解されていません。
この飛球術は10~15種類は存在しますが、こまかく分類すれ
ばもっとあります。
手振りの技術だけでも10種類近く、そして体や脚腰などの動作
でできる技だけでもさらに10種類近くはあります。
バランス調整法、方向調整法、診断法、修正法、矯正法などのさ
らなる技術の外、長年の間スイングを崩さないための基礎練習や
維持法なども伝授されていますので、サムスニードのように46
年間も優勝し続けた選手や30試合しかない時代に年間で19勝
したバイロンネルソン選手などのノウハウも教科書となって後世
に受け継がれているのです。
これらのノウハウはプロ選手でしたら100億円以上の価値があ
るかも知れません。
それを技術を東洋の武術式に稽古すればほとんどの方が世界で戦
えるだけの技術が身に付きます。
質問者さんはその門前までやっと辿り着けた数少ない方だと思い
ます。
体を使う事の良さを実感された方はアマチュアでは数少なく、さ
れてもノウハウがないのでプロに成れず、なっても世界のレベル
までには及んでいないのが現状です。
一度世界最高峰の技術を研究されては如何でしょうか?
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