新しいドライバーがスライスする

Question

最近流行りの白フェイスのドライバーに買い替えました。
テーラーメイドのRBZ ツアーUS仕様で、シャフトはSです。

以前のドライバーはバーナー2007でシャフトはXを使用してました。
RBZに変えてからは、スライスに悩んでおります。
やはりシャフトが合っていないのでしょうか？
少し被せ気味に打って真っ直ぐ出ます。

Answer

被せ気味に握って打つと真っ直ぐに行くのでしたら
トルクの可能性が高いですね。

シャフトはカーボンの場合捻じれに弱く、ヘッドが元に戻って来ないので
硬いシャフトに交換するか、短くして固くするかの方法があります。

ウッド系はもともとスペックが柔らか過ぎるので
同じ S と書いてあっても様々ですので、振動数を一定にする必要があります。

鉄はトルクが低くいので捻じれが少ないのですが
カーボンは相当硬いものでも鉄に匹敵するようなシャフトはなかなかありません。

もともとヘッドは片方にシャフトが刺してありますので
スイング時にはヘッドの重さでシャフトはねじれます。
インパクト時にその捻じれが戻ってフェイスがスクエアになれば良いのですが
柔らかいシャフトではならずに開いたまま打ってしまいます。
これがスライスの原因の一つです。

S と表示しているシャフトでも R なかったりすることも一流メーカーでありますので
実際に振動数を測ってから合わせるようにしてください。
メーカーの表示はフレックスの場合基準がありません。

また、スペックは日本と欧米の規格が違いますので、同じトルク ２.８ と書いてあっても
日本規格の表示だった場合はもっと高く柔らかいことになります。
数値が分からない場合には振動数の高い、
硬くて重いシャフトの方がトルクは低くなるのが一般的です。

アイアンの鉄シャフトはトルクは１．８とかでかなり硬いのですが
ウッド系はほとんどが３～４ほどでグニャグニャです。

ゆっくりと振らないとフェイスは捻れて開いたまま当たりますので
できればアイアンと同じトルクの低い物を装着したいのですが
特注品のとても高価な物になってしまいます。

せめて同じ X を使うことをお薦めします。


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