2014年6月22日日曜日

ダフリの原因はリリースが早いから


Question

上級者の方に、ダフリが多いことを相談すると、アドレスでてきている手首と
クラブが作る角度が、ダウンスイングの際に崩れ、インパクト時に手首が伸びてしまっていること
が原因ではないかと指摘を受けました。

確かにそのようになっているように思いますが、それの改善方法が分かりません。

Answer

初心者のほとんどは同じ問題を抱えています。
原因はリリースポイントが早いことでハンドファーストにならずにダフることです。

トップの位置から両腕両手、手首やクラブで出来る形を変えずに固めたまま、
そのまま下ろして腰の位置で一気にリリースします。
実際には右腰辺りからリリースが始まる(コックが解かれる)のですが
意識としては左腰辺りから開始する積りでリリースを遅くします。

ところが初心者はヘッドの戻りが遅くてスライスがでるため(リリース速度が足りない)
リリースポイントを早くして間に合わせようとします。
また、トップから思い切り引っ張って降りして来るために
コックが自然に解けてしまいます。

これがリリースの開始位置が早過てしまう主な原因です。
手が腰の位置に降りてくるまでは腰の開きだけでゆっくりと降り
腰の位置で右手の押し込みや左手の引き戻しによって
瞬間に素早くクラブを返します。

このクラブを返すリリースの動作が速いほど
ハンドファーストで自分の左で遅くリリースを開始することができますので
球の左にドスンとヘッドを落とすことができます。

マットをドスンと叩いてもその位置が球を打った後であれば
ダフりにはなりません。
これがダウンブローでターフの取れる打ち方ですので
レイトヒティングの動作、形、タイミングなどをぜひ習得してみてください。

試しに球の左球二つ分くらいの位置を見ながらスイングしてみると
目からの情報によって体が勝手に調整することがあります。
ある程度球に慣れている人ならばそれで修正できるかも知れません。
(初級者はできるだけ左でリリースするフォームを習得してください)

この動作はさほど難易度は高くはないのですが
どうしてもできないゴルファーは
実技を受講されることをお薦めします。







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