2014年6月29日日曜日

ウッドが当たらない


Question

フェアウェイウッドが本当に苦手です。
まだ、4番アイアンがキャリーで190y~200yくらい飛びますが、
フェアウエイウッドになるとダフリかトップかでうまく飛んでも、
私の身長くらいの高さまでしかでキャリーで150y位しか飛びません。

番手の大きなウッド(5W)が特に苦手です。ティーアップしてもダメです。
うまく飛んでも190yくらいしか飛びません。
どうも、かなりハンドファースト気味のスイングになっているのではないかと思われます。

ちゃんと修正して今のセッティングを変えないで行くか?
いっそうの事5Wをセッティングから外して、3番アイアンを入れるか悩んでいます。

今のセッティングは1W、3W、5W、4i~9i、PW、52°、56°、PTです。
UTはまだ持ってませんが、購入予定です。

1Wの調子が悪い時の応急処置用に3Wは外す予定はありません。

Answer

ウッドが当たらない原因はまずシャフトが長過ぎることにあります。
番手として徐々に長くしてある意味での「長い」と
もう一つはその計算上の長さ以上に長くしてあるという
二つの意味があります。

アイアンが当たるのにウッドがさっぱりというゴルファーは
まともな長さのウッドというだけでも当たらないのに、さらに
通常に販売されている長尺設計のセットのまま使っていることが
一つの原因になっている場合があります。

アイアンのシャフトの長さの延長でウッドを作るとしたら
男子用のDRで42インチになります。
ところが現在のDRは45インチと3インチ長尺にし、それを標準と呼んでいます。

http://modernswing21.blogspot.jp/2013/10/blog-post_4481.html


UTが当たると言って良く売れていますが、
それはシャフトの長さがアイアンの延長に作ってあり
ウッドとしては短くしてあるからです。

通常、ウッド系はシャフトを長くして販売されているために当たりません。
また、ウッド達も打ち込まないと芯まで届かないために
ダウンブローで打たないと芯に当たりません。

ところが、初心者はまずダウンブローで打つ基本動作ができていません。
普通の打ち方ができたら、今度は最下点を左にして、
球の左が最下点になる軌道でスイングします。

理論的にはどの番手もインパクトでの手の位置は同じで
クラブの角度が長い番手ほど立ってショートアイアンではダウンブロー
UT付近では払い打ち、そしてDRではアップブローになるのですが
実際には最下点を徐々に飛球線方向にずらして最下点を左に移動します。
(これはボディーターンが正しく行われていれば自然に移動します)

また、ハンドファーストでミートしないと
長い番手は打てないということなので、ご質問の内容とは逆になります。
初心者はハンドファーストに打つことが大変苦手で
最初からハンドファーストになっている人は見たことがありません。

このように基本動作が身についていないゴルファーは、
どんなウッドを買われても同じですので
道具に頼るのではなく技術を身に付けることしか解決策はありません。

アイアンの延長で作られたシャフトの長さのウッドを使い
ハンドファーストで最下点を左にずらし、
球の左(飛球線方向)でドスンと打ち込む打ち方を習得することが第一歩だと思います。









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