2014年7月7日月曜日

ミート率を上げるには?


Question

こんばんわ~。
最近練習方法を色々ネットで調べて試しています。
ミート率を上げる練習で皆さんが行っている方法を良ければ教えてもらえませんか?
自分はユックリと振り幅を小さくしてスイングしています。
でもスイングを大きくすると全くダメで・・・・。

Answer

ミート率を上げるには軌道の精度を上げる練習が必要です。
精度とはブレを少なくすることです。

ヘッド軌道のブレがなければ芯に当たります。
ではどうして軌道はブレるのでしょうか?
それはまず手の軌道がブレ、肩の軌道がブレたり
フォームや軸がブレることによって起きるのです。

軸のブレは鏡の前でボディーターンをしたり
手を付けてシャドウをすることで修正できます。
毎日鏡の前で10回をワンセットとして4~5セットやりましょう。

その時に背骨軸のゴルファーは第七頚椎が動かないように
体中心軸のゴルファーは頭が動かないように鏡の自分を見ながら
反復するようにしてください。

また、動画で撮って軌道角やフォームをチェックする必要があります。
まずはフォームを固めるためにエアースイングやシャドウを
毎日何年もやって精度を上げるようにするとミート率は良くなると思います。

軌道がブレる大きな原因は体の緩みにもあります。
ガチガチに力が入っている人とグニャグニャに緩んでいる人を見かけます。
どちらも良くなりのですが、緩んでいる人はブレが大きくなります。

胴周りに張りがないために軸や軌道がブレることがありますので
まず腹筋に軽く力を入れたままテイクバックしてみてください。

そして、ガチガチなゴルファーはクラブをもだずにトップの位置まで
体の回転だけで持って行く練習です。
体を回すために両腕や手に力が入っているのでガチガチになります。
腕や手はダラダラでもトップの位置まで体は回転できるようにします。


また、インパクトでの起き上がり、浮き上がり、伸び上がりヘッドアップ
なども軸がブレることになりますので要注意です。

スウェイや過剰な体重移動も同じです。
上下左右、前後と軸がブレることで軌道が変わってしまいます。


そして、トップの位置を一定にすること、しかも同じ体の形で同じ位置に上げます。
そのためにはテイクバックの軌道を注意することです。
手の軌道だけではなく、ヘッドの軌道も同時に一定にすることが大切で
特に左肩の位置は大変重要です。

球を目の前にすると肩の回り方が悪くなります。
特にゴルフ場でのスイングが小さくなる傾向にありますので
練習場や素振りと全く同じフォームでスイングすることが大切です。

いずれにせよ、同じスイングを長年続けていれば安定して
ミート率は年々良くなります。
ただ、しかしそれが必ずしも良いスイングだとは限りません。
むしろ、ミート率だけを追求して来たおじ様達の格好を見れば一目瞭然です。

ミート率も安定性も長年同じスイングをしていれば固まって
毎回同じ球が出るようにはなります。
しかし、飛距離が短かったり癖球だったりで改造できないほど固まり
結局それ以上進めないゴルファーがほとんどです。

大切なのは効率の良い綺麗なスイングを習得し、それを固めることです。
まずはフォームからです。
納得のいくフォームの基本動作を身に付け、それを定着させることで
完成した時には二度と改造しなくても良いだけの綺麗なスイングをすること
が大切だと思います。








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