2015年1月15日木曜日

シャットフェイスでテイクバックはありですか?


Question

シャットスイングについて。
こんにちは。ゴルフを始めて間もなく半年が過ぎようとしています。
どうにもスイングが安定しないのでシャットスイングなるものに挑戦中です。
これまでのスイングでは飛べば人より飛ぶのですが右へ左へ不安定でした。

シャットスイングを始めて飛距離も伸び真っ直ぐ飛ぶ確率を格段と良くなりました。
そこで質問です。
シャットスイングは一時凌ぎの対処療法みたいなものですか?
確かにミスショットの中にはダフリにトップ引っ掛けなど
あらゆるミスが発生しているのですが数は各段に減りました。

一番しっくりきているのがフィニッシュが決まる事(ぐらつかない。前傾姿勢気味)
と捕まりがかなり良くなっている事です。
このままシャットスイングを極めるべきかスタンダードな開いて
閉じるスイングに戻すべきか悩んでいます。


ドライバーの飛距離は200ヤードネットの上段にライナーで刺さるくらい飛んでいます。


Answer

シャットフェイスでテイクバックする方法は昔からありましたが
最近はかなり多くのトップ選手達が取り入れています。

この効果はフェイスが180度開いて閉じるという動きを
少なくするほど正確性が高まるという理論です。

180度が120度になれば、構えたスクエアの位置に
より正確に戻って来るというのが理由なのですが
ミート率が良くなったり、グラつかなくなったりとかいう効果や
ミート率や捕まりの良さとはまた別の作用によってだと思います。

ただ、両方を同じように練習し、癖のない人が行った人が
同じ完成度になった場合には
恐らくシャットの方が打ち出し方向のバラツキ幅が狭くなると思います。

フェイスが開いて閉じるという動きは、大きいほど飛距離が出ますので
これを抑えた分だけ飛距離が落ちて方向が良くなるという考え方もあります。

ただ、飛距離は大きな筋肉で出し、小さな筋肉はあまり使わずに
(手をこね回すなどの表現をされるような)正確性を取ることで
より安定しやすいのは事実です。

私は通常のゴルファーにはシャットで上げる方を推奨していますが、
ドラコンのようにHSを上げるためには何でもするといった理論や
できる限り飛距離が欲しいというゴルファーであれば
大きく開いて、大きく閉じる打ち方が良いかと思います。










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