2015年8月2日日曜日

深いラフからだとグリーンに届かない


Question

ラフからのショット(沈んでいる状況)について☆

今日行ったコースはラフが非常に伸びていて、毎回ボールがスッポリ隠れていました。
だいたいあの辺に飛んだ!と思って周辺を探してもなかなか見つからず、
かなり近くに行ってやっとわかる状況が続きました。

そんな日に限ってティーショットは悉くラフに吸い込まれていき、
セカンドは毎回ラフからフェアウェイへ出すだけという感じ、グリーン方向には行くものの、
とてもグリーンを狙って乗せるなんて出来ませんでした

ラフに深く沈んでいる時のショットについて、皆様の考え方、
戦略、打ち方、工夫等を教えて下さい

僕は飛距離が落ちると思って1番手上げ(例 7I→6Iなど)、
草に負けないように強く上からバチーン!と打っていったのですが、
狙った距離に全然届かなかったり、意外に飛び過ぎたり、
球を大きく曲げてしまったりと、全然上手く行きませんでした


Answer

ゴルフコースはできるだけ難しいコースを選ぶべきです。
ラフが長いのは当然で、小さなグリーン、池やOBばかりでも
そこを攻略することで自分の腕が磨かれます。

ゴルフはコースとの戦いですので、簡単なビジネスコースは
赤ん坊と戦っているようなものです。
これでは成長はありません。

ラフを深くする意味を考えてみてください。
ラフがFWと同じだったら、まっすぐに打つ必要がなくなります。
これでは技術を比べる競技にはなりません。

まっすぐに打てない人はそれなりの代償を払うべきで
それが当然の事と考えるべきだと思います。
これがゲームというものではないでしょうか。

しかし、ラフが長いのは手入れが悪いと言って文句を言う人がいますが
それでは自分の下手さを認められない傲慢ゴルファーと思われても
しかたがありません。

まずはラフに入れないようにしっかりと練習をすることです。
競技ゴルファーで全国アマに挑戦するのであれば
280~300Y先の10Yの円の中に10発中8発は落とせるようにするまで
腕を磨くことが大切です。

中高年のお遊びゴルファーなら220Y程度でラフに入れて
出すだけでボギーオンで十分です。
パーやバーディーを取りに行くのでしたら、十分な飛距離と方向性が必要です。

また、深いラフは番手を上げるのではなく、逆に短い番手にして
非常に深いラフではSWで振らないと出ないこともあります。
短い番手を持つのは二つの理由があります。
それはヘッドの重さとロフト角です。

ロフトが立っているほど草の抵抗を受け、失速しますので
リーディングエッジから鋭角に入って行くウエッジなどで打つと
草を刈りながら最小限に抵抗を減らすことができます。

また、長い番手はヘッドが軽いので草に負けてしまいます。
一番ヘッドが重いのはウエッジです。

そのようなコースは着実にFWに出すだけで、次のショットで
ベタピンであればパーは取れると考えるべきです。
FWに入れたのは自分の下手さですから
ゴルフ場のせいではありません。
そこで一打払って清算し、気持ちを切り替えて仕切りなおしましょう。











0 件のコメント :

コメントを投稿