2015年8月24日月曜日

シャンクに加えイップスにまでなりかけで


Question

先日、打ちっ放しでシャンクが出ました!
ゴルフ歴は20年くらいでハーフ43~50で回っています。

こないだは一度シャンクが出ると止まらなくなってしまいました!
毎回のスウィングとまではいきませんが大袈裟ではなく3球のうち1球は出ます。
ひどいときは連発です。大の得意だったPWでも出てかなりショックです。

考えすぎやから今まで通りに振ってみようと思って何も考えずに打っても治りません。
合間にはナイスショットなのにすぐにシャンクのパチ~っていう感触の右チョロ!

しばらく修正に試行錯誤していたのですが段々打つのが怖くなって
アドレスからテークバックも出来ずに固まってしまう始末です。

シャンクに加えイップスにまでなりかけでその日はもう打たずに帰りました。
日が経てば治るかなぁと思って三日間は練習してませんが行くのが怖くて行けません。

どうすればシャンクは治るのでしょうか?
そしてシャンクの原因は何なのでしょうか?


Answer

シャンクの原因はさまざまです。
20年も出なかったシャンクとなると、球との距離や
右腰の動きなどではなく、また、テンポが速まっての
ヘッドの浮き上がりでもなさそうです。

恐らく、年齢的に見て肩の周りが悪くなった
のではないでしょうか?

肩が充分に回っていないと、軌道が狂ってしまいます。
中途半端な位置から切り返すと、左肩の軌道がずれて
ご自身では同じ軌道で振っていると感じるのですが、
実はヘッドの軌道が外回りすることがあります。

体が硬くなってきて、徐々にですが肩が回らない状態になって
いるのかも知れません。
トップで左肩をしっかりとアゴの下に入れてみてください。

感性派ゴルファーは考えずに振るとうまくいくと言うのですが
このようにうまく行かなくなった時に治しようがありません。
また、修正をするにも、他人は物理的なフォームで診るために
その人がどのような感覚で振っているかまでは分かりません。

フォーム造りは物理でビジュアル的なウエイトが多いのですが
実際に打つ時には人は感性やフィーリングで打ちます。
フォームをしっかりと作り上げるまでは物理で覚えると、きれいな
効率の良いフォームが覚えられるのですが、
それをゴルフはセンスとか感性とかで最初から捉えると、格好はどうでも
自分が振りやすい自由な動きを優先にしますので
このような障害がでてもその場ですぐに治せなくなってしまうのです。

ゴルフは物理でフォームを覚え、その形で打つ時の感覚で打ちます。
物理的にフォームを解析して原因を特定し
正しい改善法で治さないと本当にイプスになることがあります。

ゴルフは20年やっても舐めてはなりません。
動画に撮ってフォームを修正し、理想的な軌道を習得するなど
基礎や原理も勉強されることをお薦めします。











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