2015年8月27日木曜日

ヘッドをどこに合わせてアドレスするのか


Question

ドライバーヘッドフェースのボール位置で、
トゥ・真中・ヒールのどこに合わせて置くといいんでしょうか?

今まで気にせず真ん中に見える感じで構えていましたが、
安定せずフック、チ―ピンが14球中6球出ます。
真直ぐ飛ぶときは、280Y位です。
ヘッドスピード50-53だと思います。
視覚の問題かもしれませんが、トゥに置いたときは良い玉が出ます。
それで良いんでしょうか?
シャフトツアーAD DJ-7X ヘッドミズノMP425 90前後の腕前です。


Answer

ヘッドのどこに合わせるかは基本中の基本です。
もちろん真ん中に合わせるのですが、そこに戻って来ないのは
クラブのせいではありません。

シャフトやメーカーを替えれば良くなると期待されているかも知れませんが
ゴルフは99%が腕です。
まともに当たらないからといって道具をすぐに買い換える人がいますが
とんでもないことです。

あるアンケートでゴルフは道具か腕かの割合で、
道具が8割と答えたゴルファーがとにかく多かったのには
もう開いた口が塞がりませんでした。

どこまで分かっていないのか、もうがっかりで
いかにレベルが低いかが良く分かるデータでした。

トウ側に球を置いて打つと芯に当たる人は、
軌道が外回りしているということです。
これは軌道がフラットになっているからです。

その理由はいくらでもあります。
遠心力でヘッドが浮く場合、軌道自体がフラット過ぎる場合
肩が回っていない場合、前傾角が足りない場合などさまざまです。

これは打っている所を診てもらうしかないでしょう。
どこに合わせようが、大切なのは軌道です。
インパクトで芯に当たる軌道を作ることで、
これはアドレスが悪いのではなく、フォームが悪いのです。

原理を良く考えてください。
感性や感覚で覚えようとする人はこのフォームを作ろうとしません。
アバウトな性格なのかも知れませんが
空手でいう型を先に習得せずして、すぐに対戦する人と同じで順序が違います。

このようないい加減な練習ではむやみやたらに無駄球を打っているだけで
フォームを作って毎回同じ位置にヘッドが落ちるようになってから
初めて球を打てば、失敗経験せずにしっかりと当たるはずです。

まずはシャドーで基本動作を覚え、反復して定着させ
それからクラブを持って素振りでヘッドが落ちる位置を統一し
それから球を打つという順序で安定させていくのが理想です。

勿論、それでつまらないので無駄球を打っても良いのですが
あまりにも多いとイプスの原因となる失敗経験が増えますので
自分を甘やかさないことも大切です。










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